私の知人と同じ時期に入院していた人たちでも、電車にひかれた、川に飛び込んだ等々たくさん聞きました。きっとその人達の母親に、その人達の辛さを分かってもらえなかったからでしょうね。母親にわかって貰えなかった部分は、病気として、薬で押さえつけられていたのでしょう。
「大人の心とは、全て言葉で表現できると社会に暗黙の了解があります。確かに大人は言葉で自分の意思を言って、そのことば通りに行動が出来るからです。」と書かれていましたが、これは、あくまでも心が元気で大人になれた人。と限定されるのではないでしょうか？心が辛いままの状態で、成長して大人になった人は、自分の心を言葉で表現できないと思います。表情、態度に出ると思います。その表情や態度に出た物が、その人の訴えと理解されないで、病気の症状として理解されて、その訴えを訴えられないように、薬で押さえつけられているのではないかと思います。
だから、親が心が辛い人の先回りをせず、心が辛い人の意思を出させる練習が大切なのではないでしょうか。
