ある男の子からの考え方 3

>高校二年の純一君は少し線が細い青年ですが、とてもしっかりとしていて勉学に励んでいました。積極性も有り、クラス委員も進んでしていました。秋の文化祭では数名の仲間と役員になって、クラスをまとめて企画を作り、担任と話し合いました。然しその企画の内容が今までにないユニークな物だったので、担任から強く拒否をされてしまいました。

純一君の心のエネルギーはそれほど大きくなかったのに、いろいろなことに挑戦を続けてきていました。無理をしていましたから、挑戦の結果から得られる心のエネルギーはこの無理をして挑戦をしたという経過のために浪費されてしまっていて、心のエネルギーの増加になっていません。

もし純一君が無理なくこれらのことに挑戦していたなら、得ることが出来て、その結果が学校から受け入れられたなら、その結果から多くの心のエネルギーを得たはずです。この秋の文化祭の役員も、純一君が無理をして挑戦を始めました。その結果が学校側から受け入れられたなら、純一君は今まで通りに高校に通えて、無理をしながら挑戦をし続けていたと推測されます。

所が今回は担任から強く否定されてしまいました。その結果健一君は葛藤状態になりました。持って居た心のエネルギーをすべて失ったばかりで無く、心のエネルギーはマイナスになってしまいました。つまり学校に対して恐怖の条件刺激=fecosを学習して、学校を意識するとfecorが反応をして、死ぬほど辛くなるようになったという意味です。