男の子の無免許運転

ネット上のニュースを解説してみます。

高知県警安芸署は3日夜、安芸市内に住む高校2年男子生徒(16)を道交法違反(無免許運転)容疑で逮捕した。
 男子生徒はパトカーに追跡されながら約10キロ乗用車を走らせ続け、ガードレールに衝突する事故を起こした。「学校で嫌なことがあり、死にたかった」などと話しているという。
 発表では、家出の相談を受けて同署員が捜索し、同日午前9時20分頃、同市の安芸漁港前で男子生徒が運転する車を発見。停止を求めながらパトカーで追跡したが、車は国道55号を芸西村内まで走った後Uターンし、同市内で事故を起こした。男子生徒は顔や上半身などに2週間のけが。

学校で嫌なことが有りと、書かれています。今回、学校内で男の子にとって辛い事件があったのか、既に男の子の心は不登校だったのに無理をして高校に行かされていたのかのどちらかでしょう。前者にしては、親に対しての反応が強すぎると思います。きっと男の子の心は不登校で、学校が辛くて学校にいけないと言う男の子を親が理解してくれなくて、その結果家にいるのが辛くて、家出をしたと言う意味でしょう。家でと書かれていますが、男の子は学校に向かって親により家から押し出されたのだと思います。男の子はそのまま学校に行けないから問題行動をした、つまり自動車を使って家を当てもなく出て行ったという意味だと思います。

男の子が気づいていない潜在意識からの辛さ、その辛さを親に理解して貰えなくて、家出をしなくてはならなかった、危険を伴う自動車を運転したと言う事実を生じました。きっと無免許運転をしたのは今回が初めてで無いと思います。以前の無免許運転は警察に見つからないで済んでいたという意味でしょう。これから、私は遺書を残さないで自殺する子ども達の心を思い出してしまいます。

男の子の無免許運転は男の子の心から見たら命の危険を伴う問題行動です。男の子はそれを意識しないで無免許運転を行っていました。しかしこのスピードで運転できるのですから、ある意味で常習化していた、問題行動が常習化していたと考えた方が良いと思います。男の子にとって危険度の低い問題行動の常習化だったのだと思います。

家庭内で、学校内で、具体的にどんなことがあったかわかりませんけど、親子関係は良くなかったのでしょう。男の子は学校が辛いから学校に行きたがらない、親は学校に行かせようとして居たのでしょう。その結果いろいろな問題行動をするようになった、無免許運転をするようになったのでしょう。男の子を辛くしたのは、私の経験から言うなら、学校です。その学校に行くか行かないかで、親子関係が悪くなったのでしょう。

親子関係で、今回男の子は家に居場所が無くて、子どもが家から今まで何回か使ったことがある自動車を使って、家を逃げ出したというのが基本にあるずです。今回は親も男の子が自動車を使ったと言うことに気づいた(今までは男の子が自動車を運転していたと言う事実に気づいていなかった可能性が高い)ので、警察に捜索願を出したのではないでしょうか?