学校がつまらない 2

>これらの言葉を聞きながしていました。
息子が学校での辛いことを言っているのですから、それを解決してあげて、息子が学校に行きやすくするのが、多くの親や大人の対応の仕方です。所が息子は学校での辛いことを言っていても、それを解決してくれと言って居るのではないと言うことに気づく必要があります。

もちろん息子を辛くするものを解決してくれと言ったのなら、親や大人はその息子を辛くするものを解決する必要があります。それを解決したら以後すんなりと学校に行くかというと、その様なことはないです。息子が辛くなった良い印の一つで有り、他にも息子を辛くしているものがあるのです。

子どもが学校での辛いことを母親に言っている場合、その様な事実があったので、その時子どもが辛かったという事実を言っているだけです。母親に聞いて貰って、自分なりに解決しようとしているのです。解決できそうもなければ、母親にはっきりと助けを求めます。子どもが解決を求めて居ないのに、親や大人が子どもの訴えた内容を解決しようとすると、それが子どもに気づかなければそれで良いのですが、多くの場合気づきます。

その時、子どもはそれが良かったと感じないで、子どもが親や大人から否定されたと理解します。但し親や大人の対応で子どもが辛くなることが無くなったなら、子どもが否定されたと感じる程度はそれほどでもありませんが、子どもが親や大人に感謝したいと感じることはありません。親や大人の対応でかえって子どもが辛くなるようでしたら、子どもは親や大人に否定されたと感じるだけでなく、激しい怒りを感じるようになります。親や大人に不信感を感じるようになります。親や大人が持つ常識と全く異なる反応をする事になります。