学校がここまでするかについて 3

同級生の言葉
先生がおまえのこと、ずる休みしていると言っていたよ。先生がおまえ、病気だと言っていたけれど、本当は元気だと。だから欲どこかに出かけている」
を同級生の立場から分析してみます。

同級生が他の同級生に向かって、おまえと表現することは、この言葉を言っている同級生が上目線、つまり上目線で言って良い人の言葉を記憶していて、言っていると考えられます。つまり自分の心の状態がこの上目線で言って良い人の言葉を思い出して言っています。この言葉がこの同級生の心を強く反映していて、強い影響を与えたから、この同級生の記憶に残っていたのです。そして不登校をしている他の同級生に向かってこの言葉を言うことで楽になろうとしています。

つまり担任がこの言葉を言ったことになります。ずる休みという言葉を使うこと、病気という言葉を使うことは、よほどこの不登校の子供に興味があっても、そこまで自分から見つける言葉ではありません。大人が言った言葉を覚えていて、それを使ったはずです。多くの子どもでは担任が言ったこの言葉は自分たちに関係ないことですから、殆ど意味をなしません。記憶に残りません。しかしこの同級生にはとても意味があったという意味です。この同級生は不登校をしている同級生がうらやましかったからです。ある意味で不登校をしている同級生に、腹を立てていたので、不登校をしていた同級生に会ったときに、これらの言葉を思い出して、自分の怒りをこの不登校をしていた同級生にぶつけたのだと思います。