大人の引きこもり 21

大本の記事が消されてしまっていますので、これ以上この記事についての意見を書くのを止めます。

昔から、ぐうたら息子、穀潰し、など働かない子どもがいました。親は子どもが働かないことを子どもに責任を求めてきました。けれどはっきりと言えることは、その働かない子どもは親の元で育てられた、その結果働く意欲をなくしてしまったと言う事実を棚に上げています。親の育て方の結果、育てられている間に、親との周囲の社会との関わりの中で、働く意欲をなくしてしまっています。

働くことが楽しと育てられていたら、働いてくれるはずです。働くことが辛いと感じ取って居る(理解しているとは限りません。潜在意識の反応です)から、働く方向に向かわないで、生活しやすい方向に向かってしまっています。またそれが可能だから、其れを続けることになります。

働けない、生活しやすい方向に向かえない、となると社会に向かって問題行動をするようになり、親を困らせます。親は其れが嫌だから働かない子どもにお金を出しています。

この経過の中で、一番の問題点は、親と子どもとの間の信頼関係です。心という立場で考えるなら、親と子との間に信頼関係がないので、親といること親と生活をすることの喜びが無いから、親への問題行動を続けていると理解されます。

親の都合で子育てをしてきて、その結果子どもが働いてくれない。その様な場合(親が嫌がるような姿をする子どもについてすべて当てはまるのですが)には、信頼関係という言葉で、親と子の関係を考え直す必要があります。

極論のような表現をしますが、社会の中の多くの人間関係は(ボランティアを除く)お金で評価されます。親子の関係は信頼関係で成り立っていると表現して過言で無いと思います。