不登校分類1

息子は小学校1年生の2学期から不登校で普段はフリースクールに通っています。小学校もコロナの影響でもオンライン授業が始まり、担任の先生から参加をすすめられていますが、本人は拒否しています。学校側にどのように説明すれば納得してもらえるか悩んでいます。
フリースクールに行かせる目的は最初は私も仕事をしているので、自宅に1人でいさせられないのでいってもらっていました。今はお友達もできて本人が進んで通ってくれています。

<解説>

この男の子は、不登校の分類1になると思います。この短いメールから正確に判断をする事はできませんが、かなりの確率で不登校の分類1と考えて良いと思われます。
小学校1年生の2学期から学校に行っていないことから、不登校なので、学校が何とかしたいと親に関わってきているのだと思います。

この小学校1年の一学期の間に、この男の子が学校に反応をして男の子を辛くするようなトラウマ=fecorを帯びる可能性は極めて低いです。母親も学校の問題点を気づいていません。学校内で男の子が死ぬほど辛い経験をしたとは考えられないからです。

男の子は学校内の何かに辛さを感じていても、親から無理矢理に学校に行かされて居た(親はその様に言いません)としても、学校内の辛さから学校に反応をするトラウマを帯びるには、期間が短すぎです。それでも男の子は学校に行かないのですから、学校内に男の子にとって辛いものがある事は間違いありません。

学校に反応をして男の子を辛くするトラウマがあると仮定するなら、普段からこれだけ元気な姿は出来ないでしょう。フリースクールにも行かれません。所がこの男の子について、学校をフリースクールに置き換えたら、この男の子は普通の男の子です。つまり行かなくてはいけなかった学校に反応をしているだけですから、不登校の分類3ではありません。

このことから男の子は不登校の分類1と2の可能性があります。ただ、不登校の分類2だとしたら、入学後1学期間で不登校になっていて、その後も学校内に不登校を止められる要因がありません。男の子も学校内の問題を指摘していませんし、不登校になってからも学校内の問題が無くなったかどうか母親に確かめていません。つまり男の子は今の学校にだけ反応をしています。今の学校のあり方が男のにとって辛いから、男の子は学校を拒否をしたようです。それに対してフリースクールは男にとって辛くないから、楽しいから、自分から進んで出かけて友達も出来るというように、楽しく過ごしています。