ある母親から にRES

わたしも同じような考えです。

この症例を読んだとき、うちの子供のことのようでした。
わたしも最初は心配でしたから、この母親の気持ちはよくわかります。
でも、子供の心の辛さを感じ取ったとき、とことんやれ!と心底思いました。
それは今も変わりません。
ゲーム三昧がいいのです。

この症例のお子さんは不登校三年目くらいでしょうか。
不登校二、三年目の頃の息子は、ゲームしながら寝てしまうことがよくあったように思います。
寝るギリギリまでゲームをし、ゲーム機を握ったままソファーで寝ていることもしょっちゅうで、起きたらすぐゲームをする。
それだけ没頭してました。

ゲーム依存にならないかと祖父は心配してましたね。
外で遊んできなさいとか、休憩をとりながらゲームしなさいとか、我が家に来るたびに息子にも言ってました。
そんな祖父も今では息子と一緒にゲームをするまでになりました。
好きなだけしたらいい、欲しいゲームがあればじいちゃんが買ってやるからいつでも電話して来いと言います。
なぜそう言うか、、息子が元気になってるからです。

以前なら話もしない、電話がかかってきてもでない、祖父に会いに行こうともしなかった息子が、今では祖父と楽しそうにおしゃべりし、祖母の肩を揉んだり手伝ったりしているようです。

「元気になって良かったね、安心した!ゲームのおかげだ、お前も子供に付き合ってよく頑張った、なかなかできることじゃないぞ」とわたしまで褒めてもらいました。

この学会でも、ゲームは子供を元気にするアイテムだと言われてました。
わたしもそう思います。
でも、ゲームをさせていれば元気になるわけではないですね。
母親がゲームを認めているかどうかは大きいです。
それは不登校を認めて子供を家にいさせるかどうかと同じことと思います。

不登校ができていても、母親が学校へ行って欲しいとか引きこもりにはなってほしくないと思っていれば、それは表情や態度、言葉になって子供に伝わることになります。

それではなかなか心は回復しません。

家にいても、ゲームをしても、逆転生活でも、引きこもりでも、それを全て認めてもらうことで子供が安心できることが大事です。
その安心が、子供の心の傷を癒すのには必要ですね。