ある母親から

不登校でとても辛い状態だった子供の心を元気にして、不登校解決段階5に出来た母親からのMSGです。

私は子供を不登校にした時、不登校にさえすれば元気になると思ってました。ところが子供が元気になってないように見えたので、**先生にどうしてですかね?と聞いたことがあります。そしたら先生は、家の中に登校刺激になるものがあるのではないかと教えていただきました。

当初は机に教科書やランドセルなど学校の匂いがするもがそのままありました。あー、こういうのも刺激になるんだと思いました。目につかないようにして過ごしても、学校の話題が時々息子から出てくる、友人が遊びにくる、学校に誘ってくる、我が子自身が登校刺激を作る、その後も登校刺激を意識して排除してきました。そして学校へ行くなと何度言ったかわからないくらい言い続けました。

登校刺激はいろんなところにあって、いろんなものにもありますから、親が目につかないようにする必要のあもの、親が言葉に出さないように用心する必要のあるもの、また親の表情に出ないようにするもの、加えて親が言葉に出して表現しなきゃいけない事もその中に含まれます。それが学校へ行くなという母親の言葉、不登校の子供を今のままでいいと認めて、愛してると表情で言葉で伝える、ハグで伝える必要があります。

登校刺激をなくすために、学校を忘れさせるためには、上記の様な身の回りの登校刺激を取り除いて、学校に行くなと言い続けることはとても重要だと思います。強く否定してあげる事が大事です。ここを理解されていない不登校の子供のお母さまに多いのではないでしょうか?

不登校の子どもには学校を忘れさせる事が重要です。そのためにお金を使って子どもにゲームに打ち込んでもらうのですから、楽しいことに没頭する時間と絶対に学校には行かさないと言う強いメッセージとがあって初めて子供は楽になるのではないかと思います。子供の行きたくないという心に親が言葉でしっかり行くなと伝えることで行かなくても大丈夫なんだと安心させる必要がありますね。その場合、行くなという言葉が母親の本心でない、嘘だと子どもに伝わってしまうなら意味がないようです。

親が行くなといってるから行かずに済むんだと子供が思える必要があります。学校へ行けない自分はダメだと否定している子供が安心して休めるための「行くな」ですから、子供の心の安心感にとても必要です。安心して休めるための「行くな」であれば、子供がみるみるうちに元気がなくなることはまずないですね。