ゲーム依存症3

今、実際に不登校児に会って、不登校児が実際にやっているゲームを見て、そして自分でもやってみて、その上で不登校児のゲーム依存に警鐘を鳴らしている不登校カウンセラーさん達がいます。

>今、実際に不登校児に会って
不登校の子供達は子供自身の方から他人に会いたがりません。自分を学校に行かせようとする人を拒否します。カウンセラーがカウンセラーという肩書きを隠したとしても、見知らぬ人を拒否します。拒否しない子供なら、顔見知りの先生や友達に会いたがりますから、学校に行ってくれます。

カウンセラーが不登校の子供に会えるのは、母親が子供を説得して会えるようにしています。それでもカウンセラーが一緒にゲームをしてくれるという場合には、受け入れる子供もいるでしょう。その様な不登校の子供は多くないと思います。カウンセラーと不登校の子供とのつきあいは、子どもの方から見たらゲームをしているその時限りとなるはずです。

不登校児が実際にやっているゲームを見て、そして自分でもやってみて、
不登校の子供の多くは、ゲームのスキルは凄いです。その辺のおじさんが不登校の子供のゲームのおつきあいをそう簡単にできる物ではありません。出来るとしたら非常に分かり人、今までゲームをやりまくっていた人でしょう。でもその様な感セラーもいらっしゃるかもしれませんが、それほどいらっしゃるとは思えません。そのカウンセラーが知っているゲームを不登校の子供がやっていたのなら、それに参加するのは可能だと思います。しかしそのカウンセラーが知らないゲームなら、不登校の子供と一緒にそのゲームを楽しむのは不可能に近いと思います。それに加えて、カウンセラーがゲームで不登校の子供と遊べるようになるほはそう簡単ではありません。親はそのための時間に対してもカウンセリング代を支払わなくてはならないのですから。

>その上で不登校児のゲーム依存に警鐘を鳴らしている不登校カウンセラーさん達がいます。
カウンセラーがゲームを楽しめ程楽しいから、依存を生じる可能性を推測しているのかもしれません。不登校の子供の立場から言うなら、楽しくないならゲームをする意味がないのです。不登校の子供がゲームを楽しむのを禁止するには、ゲーム機を取り上げる、パソコンを取り上げることになります。不登校の子供が自ら納得してゲームを止められるのなら、子供は今まで楽しんでいたゲームに代わる物を求めるはずですし、またゲームを止められるぐらいなら、それだけで子供は学校に行かれるはずです。
不登校の子供がゲームに没頭して居るときは、側で何かを言われるのを嫌がります。没頭できないからです。カウンセラーが不登校の子供のしているゲームの楽しさの度合いを知るには、自分一人でゲームをしなくては理解出来ないはずです。
それでいても、不登校の辛さからゲームをしている子供の感じ方と、カウンセラーがそのゲームがどれだけ没頭できる物何かを、知ることとは全く別なことです。

大人と子供と、心が違うことについて
子供と大人と心が違うために、大人は子供の感じ方を知識として推測できますが、子供がその時に感じて居ることを知ることは出来ないからです。大人が子どもの心を知るには、子供の表情や咄嗟の行動から、大人の持っている知識から推測するしか方法がありません。子供の言葉から子どもの心を推測する場合、子どもの心が元気ならそれも可能ですが、心が辛い場合には、それが不可能に近いです。心が辛い子どもの感じ方の知識を、大人の方が持っていないからです。