安易な不登校問題の解決

無理なく学校復帰に持っていくカウンセラーさん達がいます。ちなみに、不登校のリバウンドなどもないそうです。

>無理なく学校復帰に持っていくカウンセラーさん達がいます。
これは大人の目から見た学校復帰ですね。
繰り返しますが、大人の心と子どもの心と、心が違います。

大人の心から見て、子供が無理なく学校復帰という場合、
1)心が元気になって、学校内の問題を自分で解決できるようになって学校に復帰する場合
2)子どもの心は元気になっていないけれど、子供がよい子を演じて学校に復帰した場合
3)子どもの心が元気になっていないけれど、親から学校に押し出されて学校に復帰した場合があります。
3)は無理なくと表現できる子供の姿をしていないでしょうから、ここでは除けると思います。

1)と2)とどうやって区別するか、それは子供の姿からの区別のしよう法がありません。2)の場合、やがて無理が表面化して、再度不登校になってしまうと言う事から、リバウンドがないと表現されているのでしょう。

不登校のリバウンドなどもないそうです。
この観察期間はどれぐらいでしょうか?それに関しては全く触れていません。学校復帰した子供がすぐに叉不登校になる場合、1年も2年もして再度不登校になる場合、高校に入学して、大学に入学して、不登校になる場合もあります。時には大学を卒業をして、社会に出て、社会への不登校、つまりニートフリーター、大人の引きこもりと表現されるような子供になっていることまで観察してあるのでしょうか?多分無いと思います。

学校復帰、リバウンド、と言う言葉を、カウンセラーの正当性を一般の人に受け入れさせるために、余りにも安易に使っていると判断されます。