残酷なゲーム

すでに書いたかもしれませんが、
大人が考える残酷なシーンや要素があるゲームを子供が楽しむ場合です。

子供は自分の楽しみとして大人の言う残酷なゲームをしています。ゲームをしているとき、子供は楽しいからゲームをしているので有り、そのゲームが残酷かどうかを考えていません。

あくまでも傾向としてですが、ひょっとしたら大人もそうかもしれませんが、子どもがゲームに夢中になっているときです。ゲームをし始めたばかりの頃ではありません。
子供の心がとても辛いとき、残酷なゲームをする傾向を感じて居ます。
子供の心がそれほど辛くないときには、物語的なゲームをしているようです。
そして子供の心が辛くなくなると、ゲーム以外の物に興味を示すようになります。

子供の場合の特徴ですが、子どもの心が元気になってくると、不思議なことに、過去のやっていたことを忘れる傾向にあります。もちろん残酷なゲームをしていたことやその内容も忘れてしまいます。ですから、子どもの心が元気になるまで、大人から見ても残酷と考えられるゲームをしていても、子供が元気になったときに悪影響を残さないようです。それ故に、心が辛い子どもが大人から見て残酷なゲームをしていても、それをすることにより子供が元気になることを優先した方が、心が辛い子どもにとっても、親にとってもありがたいことだと思います。

当然、大人から見て残酷だからと言って子供からそのゲームを取り上げると、子供の辛さは続き、その辛さから、残酷なゲームに固執するようになります。そこを常識的な大人は間違えているようです。もちろんこれは子どものゲームについてです。大人がしているゲームですと、その結果は大きく異なります。大人と子供と心が違うからです。