検討会報告 4

心が元気な子どもでは、その元気な心=心のエネルギーをして挑戦が可能です。自分の周囲にある自分を辛くするものを乗り越えよて、自分をその周囲に順応させようとする本能を持っています。これは多くの大人に理解が可能ですし、学校教育がそれを利用しています。

心が辛い子どもは、心のエネルギーが低いか、無いか、場合によってはマイナスのこともあります。その子どもがその子どもにとって辛いものに出会うと、自分の持って居る辛さと外からの辛さの相乗効果を生じて、とても辛い事になります。生命を維持できなくなる場合もあります。ですから、心が辛い子どもは、辛さから逃げる必要があります。

それを感じ取って子どもを辛さから逃がしてくれるのは母親の母性です。そこには理由がありません。母親の母性が子供を辛さから守りたいという本能だけです。結果がどうなるからとかの理由はありません。場合によっては、母性が機能をすると、母親は自分の危険を顧みないで、子供を辛さから守ろうとすることすらあります。

これは母親の母性、本能です。具体的に見せたり、証明することは出来ません。証拠として、その動物の、人間の種が地球上に存在し続けていると言うことです。母親の母性が機能をしなければ、動物は生まれて育つことが出来ません。哺乳類以外の動物では、子どもは玉子から生まれて母親なしに成長が可能ですが、その動物の種を絶やさないために、膨大な玉子を、子どもを産まなくてはなりません。玉子として生まれた瞬間から自然淘汰に晒されます。ほ乳類では、子どもの内母親が子どもを自然淘汰から守ろうとします。そのために子どもの数は少なくて良くなります。個体一つ一つを大人に育て上げて、大人になってから自然淘汰に耐えられるかどうかの競争を始めるようになっています。