ストレス刺激

>「以前に先生からアドバイスを受けて娘に対応していますが、なかなか娘が楽になりません。
不登校の子供はfecorの存在を考えなければなりません。御母様は考えてくださっていませんね。fecorとは大型台風のように、東日本大震災のように、子供の心を破壊してしまいます。このfecorを持って居ない人は、fecorの辛さを知りません。ついつい常識的に考えてしまいます。親の感じ方で子どもを考えてしまいます。
お嬢さんが楽にならないのはfecorへの配慮がないからです。

>全日制高校から通信制高校へ転校して、最近ずっと行っていませんがまだ在籍はしています。もう、高校は辞めてもいい、離れた方がいいと私は言っていますが、本人は絶対に卒業すると言っています。来年、テストを3教科受けて合格すれば終わります。私は、卒業できなくてもいいと思っています。
お母様はその様に思われても、つまり大人の心ですね。お嬢さんは御母様の思いを受けた知識の心とお嬢さんの潜在意識にあるfecorとのせめぎ合いをしています。圧倒的にfecorが強いですが。

>娘は最近、強迫性の症状が強くなってきたようで、(手洗い、確認行動等)辛い、生活にならない、治したいと訴えてきました。
この段階で自己否定の症状が出ています。つまりfecorからの辛さ=登校刺激に、葛藤を生じた辛さが相乗効果を起こして、精神症状を出し始めています。辛さの極限状態です。

>本人に寄り添おうと思って、「辛いね」と言うと、「辛い」なんて言って欲しくない。と怒ります。この、治したいというのは、病院に連れて行って欲しいという意味でしょうか?なんと返事をすればよいのでしょうか?」です。
御母様は言葉で寄り添っていらっしゃいますが、対応では寄り添っていらっしゃいませんね。ですからお嬢さんが怒ってしまいます。登校刺激を取り除くことでお嬢さんの心に寄り添えるようになります。

病院に連れて行っては、御母様で解決できないから病院で解決できるかもしれないと言う意味です。
御母様が登校刺激を取り除くだけでもお嬢さんはかなり変わると思います。登校刺激を取り除いて「辛いね」と言われながらスキンシップをして、今のお嬢さんで良いと思っていると言われると解決方向に向かうのですが。

>昨年高校2年の9月から全日制の高校に通えなくなり、12月に通信制へ転校しました。当初子供の辛い気持ちを理解できずにひどく反対しました。そこで親子の信頼関係を崩してしまったと思います。その頃、私は、転校すればまた元気になるだろう。大学には行きたいと言っていたので、進学めざして頑張るだろうと思っていました。
これは御母様の大人の心からの思いでした。お嬢さんは言葉にしないけれど、それどころかお嬢さんの本心とは逆なことを言葉になさるから、お嬢さんの本心を知りようがなかったのはよく分かります。

>しかし、中々元気にならず、色々他のお母さん方のブログを読ませていただきこちらの赤沼先生にたどり着きました。
>先生にはじめてメールをしたのが、6月下旬でした。

>私は私の一存で退学させることが出来ずに今に至ります。と、言っても通信制高校で、ほとんど登校の必要はありません。先生に相談した頃には、必須のものはほぼ終わらせていました。
一番肝心な登校刺激を取り除かれませんでしたね。
子どもの心が辛くなる原因(一時的ではありません。何ヶ月も何年もと言う意味です)は登校刺激と自己否定しかありません。両方共子どもだけではこれらの嫌悪刺激から逃げることが出来ないからです。母親の協力が必要なのです。

>子供は、私が何も言わなくても、なんとか卒業したいと思い(知識の心だそうですが)、スクーリングやレポートを終わらせ8月末に前期のテストを受けました。テストを受けたい。不安だから付いてきて。」と言われたので、学校の近くまで付き添いました。行かなくてもいいとはいいましたが、応援してほしいのにと言われ付き添いました。
>前期の8月のテスト以来、学校へは提出物を届けに行っただけです。必要なスクーリング(オンライン)やレポートは本人の意思で自宅で済ませました。来年、残りのテストを3教科受け合格すれば卒業です。最後のテスト、行けなくてもいいと思っています。でも、例え知識の心からの行動だとしても、ここまできて私の一存で辞めさせることは私には出来ません。
御母様の思いは多くの親が経験しています。御母様のような経験、多くの親も子どもの辛さから子供を守りたい、学校へは最後まで行かせたい、と願って対応を続けてきています。それはよく分かるのですが、その結果としてお子さんがとても苦しんでいます。その苦しんでいる姿を我慢して、卒業を待たれるのも間違いではないですが、御母様方の中にはあと一ヶ月で卒業をするという場合でも、退学をなさった方がいらっしゃいます。子どもの苦しみの解決を優先したという意味です。

>学校へはここ数か月行っていないし、(行かなくてもテストを受け合格すれば卒業できます)もうレポートも終わって勉強も全くしていないのにまだストレスを感じて強迫性の症状が出るのでしょうか?今、この段階(来年テストを受けて合格したら卒業)まで来てしまって、親が勝手に辞めさせたら本当に子供の症状は軽くなるのでしょうか?
今よりは軽くなるでしょう。ただ、後腐れ無くすぱっと退学したのと、やむを得ず退学したのとでは効果は違います。

>卒業後は何も決めていません。今はそれでいいと思っています。食欲はあります。買い物が好きです。お金を使いすぎています。ゲームには興味がありません。
分かりました。今はこれで良いと思います。

>美容院に行けなくなりました。人との関りが怖いようです。おとなしい子でイライラするとは言っても、暴れたり、暴力行為はありません。主人と会話をしません。
対人恐怖のような症状なのでしょうね。

>私とは会話はしますが、ラインを通してのことも多々あります。以前とは違います。自己否定が強いです。度々苦しいと訴えます。
御母様とはこれで良いですが、この自己否定を御母様が感じるようになっていらっしゃるのですね。

>私の対応がよくないのか、時が解決するのでしょうか?
これは書きました。

>不安症や強迫症状が出たお子さんをお持ちの方
この症状が出た場合、一人の母親の努力では解決は難しいです。出来ない事はないですが、子供の心に沿った解決は難しいです。その結果医療にかかることになりますが、医療では病気として扱われます。その対応法は医者によって異なりますが。