学校への心のエネルギー

不登校はほとんど全てのケースで母子間の信頼関係が崩壊している状態なのではないでしょうか?
心が辛い状態の不登校は、母と子との間に信頼関係がありません。不登校のスタートはこの状態だと考えて良いと思います。
母親が子供を信頼できるようになると、子供の心は辛くなくなります。安心して不登校を続けられます。不登校からの解決策を意識はしませんが、子供から求めていきます。

>学校が辛くても家庭で母親が癒してあげられていれば不登校にはならないのですから。
そうですね。その母親が辛い子供の心をどれだけ癒やせているかは、子供の学校への心のエネルギーで考えてください。只その際に、癒やせているつもりでも、子供がよい子を演じている場合があります。それ故に、子供の心が辛そうだと母親が気づいたら、子供の辛い心を癒やす対応の他に、子供を積極的に不登校にする対応をなさると良いです。子供の心のエネルギーが大きいと、母親が子供に学校に行かさない対応をしても、子どもはそれを押し切って学校に行ってしまいますから。

>今は不登校当初の時よりは信頼関係を築けていると思っていますが、完全に信頼関係を築けているのかどうかは分かりません。たぶん、今でも100%の信頼関係は築けていないように思います。
途中経過としてそれで良いと思います。今後はお子さんを見ない、言わない、お母様の笑顔を続けてください。それだけで不登校問題の解決に向かいます。但し時間がかかるのは仕方がないです。

>思春せいもあるのか、子どもの言葉が本心なのか、いわゆる恰好をつけた発言なのか分かりかねる時があります。
思春期という発想は不登校にはなさらないでください。思春期でもその心は子供の心であり、大人の心の要素も出てきますが、無いのと同じぐらいです。
お母様が辛い子供の心を癒やそうとする対応、つまり子供をとことん信頼しようとなさるなら、子供の言葉は本心かお母様をテストする言葉になります。格好を付けた発言とはよい子を演じるという意味だと思います。本心かどうか自信が無いときは、先回りをしてでも、子供を徹底的に登校刺激から守ってあげてください。理由は上記の通りです。