この母親の場合

私の子どもの登校に関して、わたしの意識は数ヶ月前から、徐々に変化してきました。
最初はカウンセラーに言われた通り、クラス換えが、転機になるのかもと思っていました。その後、家で過ごす息子の変化を感じていくうちに、不登校学会の会員達との会話をする内に、私の不登校に対する見方が何かが変わってきて、今は、4月になったことクラス替えのことも何にも息子には、言わないようにしようと決めています。学校には、今年も行かせません、と言ってあることも、息子へ何にも言わないようにしようと、決めています。

>私の子どもの登校に関して、わたしの意識は数ヶ月前から、徐々に変化してきました。
不登校の子どもへの母親の見方が、常識的な見方から子どもの心に沿ってきたという意味のようです。母親の見方が変わり、その結果として、子どもへの対応が変わり、子どもへの対応が子どもの心に沿って変わることで、子どもの心が楽になり、子どもの姿が変わってくることで、母親の見方の変化が間違っていなかったと、母親が感じたのだと推測されます。

>最初はカウンセラーに言われた通り、クラス換えが、転機になるのかもと思っていました。
不登校分類2なら、可能性があります。不登校分類1や不登校分類3なら、そのような情報は子どもへの登校刺激になり、かえって子どもが辛くなり、不登校問題の解決が難しくなります。

>その後、家で過ごす息子の変化を感じていくうちに、不登校学会の会員達との会話をする内に、私の不登校に対する見方が何かが変わってきて
母親が思いきって常識からの対応を止めて、子どもの心に沿った対応をしてみた結果、母親が常識を捨てて対応を変えたことに、母親自身が間違いではなかったと確信を持ったのでしょう。

>今は4月になったことクラス替えのことも何にも息子には、言わないようにしようと決めています
不登校の子どもにとって4月=新学年という、強い登校刺激を与えないようにしようと母親が決意したのでしょう。

>学校には、今年も行かせません、と言ってあることも、息子へ何にも言わないようにしようと、決めています。
学校に行かなくて良いというMSGは不登校の子どもの心を楽にして、不登校問題の解決を早めますが、学校に行かなくて良いというMSGを子どもに伝えるとき、直接子どもに学校に行くなと言うMSGではなくて、間接的に学校に行かれないというMSGですから、何らかの条件がそろえば学校に行きなさいと言うMSGとなります。このような表現を子どもに言うときは、親が気づかない登校刺激になっているのです。ですから、母親は子どもに言わないと言っていらっしゃるので、不登校の子どもには良い対応だと思われます。