私が知っていた不登校からの再登校の姿は、真面目に学校に行き、キラキラ輝く、楽しいと前向きな子で、皆勤賞を取るなどの子どもの姿です。その姿を私はネットやブログで見ました。
私の息子とは全く違う姿ですね。かと言って今の息子がトラウマに苦しんでいるとは思えません。息子には心のエネルギーがあるから、息子なりに工夫していると思っています。再登校を始めた今でも、学校生活は大変なようですし、自分で動いて学校生活を維持するのは大変ですからね。息子は泥臭いというか、必死で生きている。そんな風に見えます。
>私が知っていた不登校からの再登校の姿は、真面目に学校に行き、キラキラ輝く、楽しいと前向きな子で、皆勤賞を取るなどの子どもの姿です。
不登校分類3ですと、fecorがあります。fecorはそのように簡単に消失しません。これらの姿はfecorが消失しただけでなく、学校に向かう心のエネルギーがとても大きい姿ですから、不登校とは関係がない子どもでもなかなか難しい姿です。
不登校分類2ですと、不登校分類3よりこのような姿になる可能性が高いです。
不登校分類1ですと、今の学校制度に合わない子どもですから、突然今の学校制度に適応、それも最も良く適応する姿には、なかなかなれないと思います。
この子どもの姿は、大人にとってとてもありがたい姿です。教育者が求めている子どもの姿だと思います。不登校の経験がない子どもでも、なかなかこのような姿にはなれません。絶対にないとは言いませんが。不登校経験者でこのような姿になった場合、私は子どもがよい子を演じているのではないかと推測します。
よい子を演じて、演じ続けられなくなって不登校になり、安心して不登校になれなかったから、よい子を演じて学校に戻り、学校に戻ってもよい子を演じ続ける。これはいつまでもできる物ではありませんから、将来進学してから、再度不登校になる可能性が高いと私は推測します。それもとても辛い姿の不登校になると推測します。
心は脳の機能ですから、経験の積み重ねでできています。前の経験が次の経験に大きく影響を与えます。突然心の方向が大きく変化することは、それなりの経験の積み重ねが必要です。何かを教えたから、何かを手伝ってあげたからと言って、すぐに変わる物ではありません。
>その姿を私はネットやブログで見ました。
絶対にないとは言いませんが、作話に近いのではないかと、宣伝という意味ではないかと思いますが、いかがでしょうか?まるでテレビの宣伝のbefore-afterを見ているようですね。
>私の息子とは全く違う姿ですね。
私が経験する限り、不登校からの再登校は、その子どもなりの学校とのつきあいですから、多くの親が思い描く子どもの姿と異なっていることが多いと思います。
>かと言って今の息子がトラウマに苦しんでいるとは思えません。
それが不登校後の再登校に必要で十分な条件だと思います。
>息子には心のエネルギーがあるから、息子なりに工夫している
それは一般に思われている子どもの姿と異なることの方が多いと思います。
>再登校を始めた今でも、学校生活は大変なようですし、自分で動いて学校生活を維持するのは大変ですからね。息子は泥臭いというか、必死で生きている。そんな風に見えます。
まさに息子さんなりの成長をしている、生きて大人になっていく生命力の姿ではないかと思います。