おかあさん、だいすき!

不登校引きこもりが5年になる、13歳の息子です。今朝、息子がクリスマスに買ってほしいものを言ってきたので、私は分かったよと言ってお料理を続けていました。その後も、私の傍でもじもじと私の方を見るので何かあるな?と思い、「言いたいこと言ってごらん?」と言うと、「小遣い値上げして」と言うので、「いいよ」と言うと、「3000円」と言ってきました。私はすぐに「いいよ」と言うと、ぱあっと嬉しそうな顔をして喜んでいました。
すると、すぐにまたもじもじし始めて、私の耳元で「もっと欲しい」と言うようなことを言ってきたので、いくら?と聞くと「4000円」と言いました。私はそれもすぐにいいよ、と言うと、突然息子が顔を赤らめて「俺、中学行ってないのに」と泣き始めました。私は、「ママがいいって言ってるんだよ。それくらいしかできないから、ママの側で家にいてほしい」と言うと、顔を私の肩に埋めて泣いていました。静かに泣いているので私もそっと頭や肩をなでていると、しばらくしてふいに離れて「お風呂に行ってくる」と言って離れました。

御母様に優しい息子さんですね。そしてしっかりと自分の意思を出し始めています。自分の意思を表現できるようになるのが、不登校問題解決の第一歩です。そしてその子供の感じ方をそのまま認めて、その子供の意思をそくざに、完全に、笑顔で認めようとする母親の姿が、其れを促します。御母様もありのままの息子さんを認めてくださって、そして息子さんの要求をおそくざに認めてくださって、息子さんにとって、本当にありがたい御母様です。