学校を求めて

<MSG>

私の息子は小学3年生から不登校引きこもりの十四歳です。A君も十四歳で、たまに遊びに来てくれて、一緒にゲームをしたりしています。A君は発達障害として特別支援学校にいて、放課後デイサービスに行ってます。そのデイサービスは近くの高校と関係が密接にあって、デイサービスに通っている子供や不登校の子が行きやすい様になってます。A君は息子に一緒に高校へ行こうよと誘っていますが、息子は行かないと言っています。

<解説>

>一緒にゲームをしたりしています。
これは登校刺激になります。常識に反しますが、そしてA君としての心の逃げ場を奪うことになりますが、御母様としては息子さんに無断で、A君が来ることを断ってあげた方が、息子さんの心には良いでしょう。

>A君は発達障害として特別支援学校にいて、放課後デイサービスに行ってます。
親としてはA君が親の思いの範囲にいるので安心なのでしょうが、A君には登校刺激が加わり続けています。その結果として発達障害と判断されるような症状を出すようになっています。しかしA君はこの事実を理解していませんし、理解していません。親も理解していないからA君にこのような登校刺激を与え続けています。A君も辛いなりに、現状を受け入れなくてはならなくなっているようです。其れ以外のことをA君は考えられない、選択できない状況にいるという意味です。

>そのデイサービスは近くの高校と関係が密接にあって、デイサービスに通っている子供や不登校の子が行きやすい様になってます。
不登校の子どもにはその高校に行きやすいわけがありません。キットより登校刺激が強くなり、荒れる不登校の子どもが多くなります。不登校の子どもにとって行きやすいのではなくて、親が行かせやすいと言う意味だと思います。

>A君は息子に一緒に高校へ行こうよと誘っています
子供の本能として、同年代の子供を求めるというのがあります。A君は孤立していますから、息子さんを求めて誘っている可能性があります。時々ゲームをしにA君の所に来るのは、A君の孤立を避けるための行動と考えても間違いないと思います。
またはA君の両親の育て方の方針として、息子さんも学校に行くのが好ましいと考えて、A君を通して息子さんを学校に行かせようとしている可能性も考えておく必要があります。そのためにもA君がゲームをしに来るのを断った方が息子さんのために良いです。A君にはかわいそうですが、その責任はA君の両親にあるのですから。

>息子は行かないと言っています。
息子さんはしっかりと自分の意思(大人の心で言う意思と異なります)を出しています。息子さんがしっかりと御母様に守られているから、息子さんも安心して自分の意思を出せるようになっています。この短い質問から正確なことを癒えませんが、そして未だ自分の意思の出し方が弱いようですが、義務教育を終えた後にもっとしっかりと自分の意思を出すようになると推測されます。何かに向かって動く可能性が高くなっていきます。