語学留学

中学2年生から不登校で、精神科から投薬治療を受けていました。その息子の母親が不登校の考え方を変えて、自宅で息子やりたいことだけをさせていました。その結果息子は元気になってきて、息子の意思で病院と相談し現在は薬もやめて通院もしていません。
その息子が外国留学を希望したのでしたが、精神科で治療を受けていたという理由でできなくなりました。そこで母親の反対を押し切って、息子1人でエージェント探し、自分で全て段取り、9月から語学留学の予定です。
息子が「高校留学がダメになったのはママのせいだよ」と言ったので「そうだね。ママがお家にいてっていったからだよね。ゴメンね」と言うと「本当はママだけのせいじゃないよ。2割がママで8割は他の理由」と、笑って答えていたので「学校に行かなくて良い。家で息子なりの楽しいことをしていなさい。」と言って、逃げ道は作ってあげられていたのかなとおもっています。

<解説>

>中学2年生から不登校で、精神科から投薬治療を受けていました。
子どもには精神疾患はありません。学校に反応をして子供を辛くするトラウマ=FCRが反応をして、その子供なりの反応症状が精神疾患と同じだったので、医者もそれを見抜けなかったのです。医者が精神疾患と診断するのは症状だけからです。科学的な客観的な検査法はありません。

>その息子の母親が不登校の考え方を変えて、自宅で息子やりたいことだけをさせていました。その結果息子は元気になってきて、息子の意思で病院と相談し現在は薬もやめて通院もしていません。
登校刺激を無くすることでトラウマの反応症状が無くなったこと、その結果トラウマの反応力が弱まったこと、息子の心のエネルギーがとても大きくなったことで、息子が息子発の意思をはっきりと出していたのだと思われます。

>その息子が外国留学を希望した
何故外国留学という意思を出し始めたのか、母親からのMSGでは分かりません。しかし経験的に日本で不登校の子供が外国の学校で学校に行かれるようになる、その結果日本での不登校問題が解決してしまう経験をしばしば経験しています。その意味でも外国留学は意味があったのかも知れません。

>精神科で治療を受けていたという理由でできなくなりました。
この理由を私は知りません。
いずれにしても、子どもには精神疾患はないことを知らない医者側の問題点があります。親としても子供が精神症状を出していても、それはトラウマの反応症状だと言うしっかりとした知識を持って、子どもを安易に精神病院に受診させないことが大切です。

>そこで母親の反対を押し切って、息子1人でエージェント探し、自分で全て段取り、9月から語学留学の予定です。
それほど留学に向かう息子の心のエネルギーが大きくなって居たという事実でしょう。

>息子が「高校留学がダメになったのはママのせいだよ」と言ったので「そうだね。ママがお家にいてっていったからだよね。ゴメンね」と言う
母親が息子の避難を反論しないで、そのまま責任を受け取ってくれたので、子どもの心は本当に楽になったと思います。ひょっとしたら、息子は現実を納得するために、母親をテストしたのではないかと思えるぐらいです。

>「本当はママだけのせいじゃないよ。2割がママで8割は他の理由」と、笑って答えていたので「学校に行かなくて良い。家で息子なりの楽しいことをしていなさい。」と言って、逃げ道は作ってあげられていたのかなとおもっています。
負という溝になる子どもの心の仕組みを母親が知らなかったのは仕方が無いことです。しかし、子どもが不登校になり、その子どもの心にあるトラウマに気づかれて、そのトラウマへの対応を続けられたお母さまに感謝です。これで男の子を一人元気な大人にして社会に送り出せる可能性が出てきました。