母親へのテストの例

ある母親からのメールです。

昨年の夏休み以後不登校を続けている中学2年生の息子です。何かにつけて母親に向かって荒れていました。不登校の専門家と相談して、登校刺激を取り除くために、息子がトイレに行った際に何回かに分けて、通学鞄や教科書を隠してしまいました。昨日息子が大声で鞄や教科書をどこにやったと言ってきました。母親は其れを覚悟していたので、息子の前に両手をついて、「お母さんは**が学校に行かなくて良いと思っている、行かないで欲しいと思っている。今は家でゲームなどの楽しいことをしていて欲しい」とはっきりと言いました。すると息子は母親の頭を一回殴って、自分の部屋に帰ってしまいました。息子は確かに母親を殴りましたが、思ったほど痛くはなかったそうです。其れも一回限りでした。その日は其れで全て終わりでした。その後今日になっても、息子は教科書や通学鞄のことを言いませんでした。