ある不登校経験者の言葉

ある不登校経験者の男の子の言葉です。

子どもが不登校になり、母親が辛いのは自分の経験からよく分かるのです。
そこで母親が酷く落ち込むと、不登校の子ども自身が、母親を辛くしているのは自分だと、不登校の子ども自身が罪悪感を感じるのです。自分が不登校で、学校に行きたくてもいけないからとても辛いのに、この母親を辛くしていると思う罪悪感が重なって、本当に辛かったことを思い出します。
今となって考えると、母親も辛くなっていたことは分かるのだが、不登校だった人をほっといてくれていたら、自分はもっと楽だった、不登校問題を解決しやすかったと、思っている。