発達障害と心のエネルギー

子供の性格は千差万別です。色々な性格があって良いはずです。ただ、成長の過程で、子供が持つ本能から、子供が属する社会に順応して、学校に通うようになる年齢になる頃には、概ね日本文化の子供になっています。それから外れた性格の子供のことを発達障害と言っているようです。この場合の対応法とは、子供が示す発達障害と判断される症状を認めながら、その子どもなりの成長を待つことです。多くの場合、その子供なりに、自分でこの問題を解決しますから。

順調に社会に順応して育っていた子供が、何か辛い経験を繰り返して、トラウマを心に持ってしまって、そのトラウマの反応から、発達障害の症状を出している場合には、子供をそのトラウマが反応をする物から守り続けながら子供の成長を待つことで、子供自身がその子供なりに解決してくれます。

どちらの場合にも、子供の心のエネルギーが大きいと、その子どもは心のエネルギーをその子どもが一番注ぎたいところに注ぎます。その子どもがやりたいことに没頭します。そのやりたいことに没頭するために、その子どもが属する社会に順応し始めます。

心のエネルギーを大きくするためには、子供の心はどうしても母親に支えられている必要があります。ここがとても大切なところです。