不登校が解決していく段階 3

登校解決の段三段階とは、母親との会話が素直に出来るようになったとき、母親が求めなくても自分から身の回りや家事をするようになったときです。この段階になると自分のことや自分の過去の経験などを話し始めますが、母親はこの子供の言葉を聞き続けるだけで、子供の言葉を参考にして対応を考えてはいけません。
子供は子供の過去について、子どもなりの心の解決をしようとしています。話すことで過去を清算?して、過去を忘れようとします。未来に心のエネルギーを注ぐ準備をしている段階です。多くの母親は過去を解決して子供の将来を開きやすくしようとするようですが、過去の解決は過去の辛い経験を再経験することになることが多く、かえって良くないです。母親は共感とスキンシップをするだけで、子供の過去を解決しようとする必要がありません。使用とすると子供は過去の辛かったことの再体験になり、解決が遅くなるか、又心が辛くなります。この点が大人と異なります。

不登校解決の第四段階とは、子どもが母親やその他の大人からで無く、自分の発の要求で行動を始めたときです。例えばコンビニなどに子供が必要としている物を買いに行く、衣類を買いに行くなどです。これが不登校を解決していく第四段階です。子供によっては結構大きな出費になるかと思いますが、その出費は治療費と考えて、子供が要求するように出した方が良いです。多くの大人は子供の要求が助長していると考えますが、子供は母親に優しいことを思い出して下さい。母親が子供の要求を叶えようとする限り、子供の方でだんだんと要求を少なくしていきます。ある意味で最後のテストだと考えて下さい。

不登校解決の第五段階とは、もう登校刺激をしても辛い症状を出さなくなったときです。学校に反応をして子供を辛くするトラウマが無くなったわけでは無いですが、登校刺激を受けても反応をしなくて、子供がしっかりと自分発の意思を出して、大人社会で活動をし始めたときです。子供によっては必要を感じて学校に戻る子供がいますし、そのまま大人社会に出て行く子供も出てきます。