ゲーマー

14歳の息子は小学5年生から不登校です。登校刺激を止めて、子供をゲーム漬け、ネット漬けにして居ましたら、最近はとても生き生きとしていて、母親との会話も多いです。カウンセラーが言うように、自分発の意思を出していて、心のエネルギーが大きい状態のようです。それでも母親として、どのようにして、学校に行かないで社会に出てゆくか、どのようにして自立していくのか想像がつきません。この状態が数年続くとカウンセラーが言っています。この状態が一時的と言っていますから、それなら母親として息子を肯定的に待つことが出来ます。
でも子供がゲームやネットにどんどんのめり込んでいって、ネットゲームで稼ぐことを目標としてそれを生業とすることには、母親として抵抗感があります。このままでは子供はその道を行っているようなので、永遠にネットゲームの世界だけで、そのまま大人のひきこもりになりそうです。子供たちの何をどう信じ抜いたらいいんだろうと悩みます。

<解説>

>登校刺激を止めて、子供をゲーム漬け、ネット漬けにして居まし
常識的な母親にはとても勇気がいる対応だったと思います。

>最近はとても生き生きとしていて、母親との会話も多いです。
不登校を解決する方向に、もどもは向かっているようです。

>自分発の意思を出していて、心のエネルギーが大きい状態
母親が心のエネルギーを感じられるぐらいですから、子供の心のエネルギーはかなり大きいようですね。

>母親として、どのようにして、学校に行かないで社会に出てゆくか、どのようにして自立していくのか想像がつきません。
想像出来ないのが当たり前です。子供はその子供なりに心を元気にして、大人に向かって成長をしているはずです。母親に子供の将来が想像出来なくても、子供は子供が持つ本能から、大人社会に順応をする心が元気な子供として育っていきます。どのような形で成長をするのか、それは子供と母親との信頼関係、子供が置かれている環境などで異なってきます。ですから子供の具体的な姿は、子供によって皆異なります。その子供なりに元気に大人に向かって成長をしますとしか言いようがないのです。

>この状態が一時的と言っていますから、それなら母親として息子を肯定的に待つことが出来ます。
心のエネルギーが大きいと母親が待つ時間は短くなる傾向があります。

>子供がゲームやネットにどんどんのめり込んでいって、ネットゲームで稼ぐことを目標としてそれを生業とすることには、母親として抵抗感があります。
常識的な母親なら、この母親の姿はやむを得ません。それでも子供発の意思を尊重して、とことんゲームやネットを楽しませると、あるとき、子供は突然方向転換をして、ゲームやネットを卒業をします。止めるわけではありません。

>このままでは子供はその道を行っているようなので、永遠にネットゲームの世界だけで、そのまま大人のひきこもりになりそうです。
これは常識的な大人の感じ方です。それも仕方が無いですが、その様に感じても、母親の感じ方より子供の感じ方を優先して頂いて、子供発の意思を尊重する対応をなさってくだされば、後は子供の方で解決してくれます。子供の本能はそれほど強力です。

>子供たちの何をどう信じ抜いたらいいんだろうと悩みます。
子供を信じられなくても、子どもを見ない、子供に言わない、作り笑顔でも良いですから御母様の笑顔があれば、それだけで後は子供がその子供なりに解決してくれます。子供が解決してくれたとき、母親は子供を信じ抜いていたと感じられるようになります。