発達障害で不登校の対応

小学4年生男の子の不登校で悩んでいます。小学3年の冬にいじめにあいしばらく学校を休みました。その後も行き渋りが時折あり(風邪などの発熱後が多く感じます)4年生の連休明けに風邪で発熱してから腹痛頭痛吐き気の訴えが強く遅刻早退で登校していましたが6月から完全に不登校になりました。休み初めは元気に自宅で過ごしていましたが、私が不適切な登校刺激をしてしまったため、食欲不振、体調不良の訴えは強くなり、そのまま1か月経過しました。腹痛、頭痛が治らないことに不安を感じ病院を受診したところ、学校へ行かせないことと、発達障害自閉症に見えるため専門医を受診するよう促されました。

<解説>

>小学3年の冬にいじめにあいしばらく学校を休みました。
いじめから逃れられたら、子供は普通の子供に戻ります。いじめの影響をぬぐい去るには、学校を休むのが一番です。

>その後も行き渋りが時折あり(風邪などの発熱後が多く感じます)4年生の連休明けに風邪で発熱してから腹痛頭痛吐き気の訴えが強く遅刻早退で登校していました
この時点で子供の心は不登校です。つまりいじめを受けたから不登校になったのではなくて、いじめを受けた時点で子供の心は既に不登校の状態であり、そのためにまともにいじめを受けてしまったというように理解されます。

>6月から完全に不登校になりました。
結果論ですが、もっと早く不登校にしてあげるべきだったでしょう。ただ、母親に不登校の子供を理解する能力はないようですから、仕方がないことだと思います。

>休み初めは元気に自宅で過ごしていました
きっと家の中にも登校刺激があったはずです。きっとよい子を演じていたのではないかと推測されます。

>私が不適切な登校刺激をしてしまったため、食欲不振、体調不良の訴えは強くなり、そのまま1か月経過しました。
母親からの登校刺激で、トラウマの反応がより強くなり、子供はよい子を演じられないほど心が辛くなったのでしょう。トラウマの症状として、自律神経症状も出し始めたのです。

>腹痛、頭痛が治らないことに不安を感じ病院を受診したところ
これらもトラウマの反応症状であり、病気ではないです。そのことを知っている病院ではなかったようですね。

>学校へ行かせないことと
学校に行かせないばかりか、登校刺激を与えてもいけません。

発達障害自閉症に見えるため専門医を受診するよう促されました。
発達障害と考えられる症状、自閉症があると考えられる症状も、トラウマが反応した症状です。一般の医者はそのことを知らないと思います。
子供にとって安全な場所で、子供が納得するまで成長する必要があります。不登校の問題は母親の協力を得て、子供自身が解決します。それが一番早くて、一番確実な方法です。