コメントからの質問にお答え

>息子の「学校に行った方がいいかな?」の問いかけに対する答えはこれで適切だったでしょうか?
学校を否定して下さっていますし、学校の話題を直ぐに他の話題に変えて下さっています。また息子さんに登校刺激からの症状がないので、とても適切な対応だったと思います。

>学校に行った方がいいかな?に対して、そう思っているんだね、そのことを考えているんだね、などの共感の言葉やスキンシップはできていなかったこと
学校を否定して、其れ以後学校を思い出させない方が良いですから、学校に関する話題を続けない方が良いです。それ故に共感の言葉とスキンシップは必要ありませんでした。
但し、息子さんが登校刺激からの辛い症状を出しているときには、もっとはっきりと「学校に行くな」とか「御母様は学校に行かなくて良いと思っている」とか言われた方が良いです。また共感の言葉とスキンシップをなさった方が、息子さんと御母様との間の信頼関係がより強まります。

>私が返事をした後に〇〇はどう思っている?と、息子に聞いたり、息子の気持ちを丁寧に聞き返すようなことはしてあげていないこと
これについても、上記の記載と同じです。

>私が動揺してしまい、笑顔で「行くな」とははっきり言えず、「行かなくていいんじゃない?」「勉強なんてしなくていいよ」「ママは行かなくていいと思っている」のような言い方になってしまったこと。表情も硬かったと思います。
その言葉でも悪くはないです。と言うより、言って下さって良いと思います。表情が硬かった理由は、登校刺激だったのかどうか、分かりません。ただ、その後の息子さんの姿から、登校刺激があったとは思えないのです。

>数時間前に学校の先生とばったり会ってしまった
不登校回復段階2なら、その後荒れると思います。

>「上の子を探しに行こう!」の自発的な外出になりました。
不登校回復段階4の姿も見られます。

>この時も、私はどう対処したらよいか分からなかったので、すぐに話題を変えて、別の会話を始めました。
その対応はますます息子さんと御母様との信頼関係を強めました。

>息子も慣れないことで疲れたのか、昼夜逆転だった息子は夜9時半頃に寝てしまいました
未だ不登校回復段階4ではなく、不登校回復段階3なのでしょう。ですから御母様は登校刺激になりそうなことだけ避けて、其れ以外について、御母様の自然態で息子さんに対応が出来そうです。

>このような経緯なのですが、息子は、先生や友達とばったりすれ違ってしまったことによる登校刺激はそんなに強く受けていないと考えて大丈夫でしょうか?
御母様の対応の良さで、登校刺激はそれほど強く受けていないようです。未だ登校刺激を避けた方が良いです。けれど仕方が無い登校刺激は、可能な限り早くその登校刺激を取り除いた方が良い段階です。

>息子の学校に関する問いかけへの私の対応は適切だったでしょうか?
とても良かったです。

>1か月ほど前に出かけた私との母子3人の旅行の時は、出発時の朝、行き渋りました
家の外に登校刺激を感じたのでしょう。それが一ヶ月でここまで心が元気になっています。ただ、一ヶ月前に登校刺激を感じたと申し上げましたが、その感じ方はとても弱かったと思います。以下のMSGから、御母様の存在、旅行の楽しさから、感じた登校刺激を相殺しています。相殺していても、未だ登校刺激が機能をするときがあるようですね。

>簡単に説得したところ一緒についてきて
結果的に息子さんの登校刺激がとても弱くて、御母様の説得を受け入れましたし、その結果楽しい経験を出来ましたが、本来なら、息子さんを家において出かけられるべきでした。

>海水浴の途中で些細なことで不機嫌になり
御母様の対応でも、息子さんの登校刺激が完全に相殺されない瞬間があったという意味のようです。今の御母様の対応が続く限り、この結果が将来に禍根を残すことはないと思います。しかしこれほど結果が良良かったとしても、旅行に出発するとき息子さんが少しでも嫌がったときには、一人残していく対応を御願いします。そのためには一人息子さんを家に残しておいて良い様に、食事などを家の中に用意しておく必要があります。

息子さんの不登校は解決方向にあります。不登校解決段階3で不登校解決段階4の入り口のようです。今の対応を続けて頂くと遠からず不登校解決段階4になります。