子供に元気がない

息子は不登校になり10ヶ月、見ない言わない、登校刺激しない、大好きだよと言う言葉と一緒にハグをしていました。
一時はリビングに来るようになり、冗談を言ったり笑ったり、回復してきたと喜んでいましたが、ここ最近部屋に篭りっきりです。食欲もありません。子どもから何も言ってこないし、何が原因かもわからないのでそっとしていますが、母親の心の中がザワザワします。
部屋には学校の物は置いていません。前はよく聞こえていたネットでの友達との会話もここ2ヶ月聞こえてきません。友達との声は聞こえなくなっても、元気になってきたなと思っていました。部屋で黙ってゲームをしています。しかし、ここ数日ご飯をあまり食べなくなりました。全く食べないわけではなく、ご飯は数口だけ、アイスやジュースは食べます。元気もないです。
こういう時はやはり気持ちを聞かずにそっとしておくのが良いのでしょうか?

<解説>

>息子は不登校になり10ヶ月、見ない言わない、登校刺激しない、大好きだよと言う言葉と一緒にハグをしていました。
とても良い対応です。子供が不登校になって10ヶ月でこの対応が取れる母親はとてもすごいと思います。そのお陰で子供は不登校解決段階3の様に見えましたが、未だ不登校解決段階2だとおもわれます。

>一時はリビングに来るようになり、冗談を言ったり笑ったり、回復してきたと喜んでいました
母親の対応で子供の心が元気になったという意味でしょう。ただ、未だ10ヶ月です。母親が子供の心に沿って対応を始められても、それはきっと十分に不登校を理解して行った対応でないのではないかと推測されます。つまり母親は気づいていないけれど、家の中に何か登校刺激があり、子供がそれに反応をし始めたという意味ではないかと推測します。

>ここ最近部屋に篭りっきりです。食欲もありません。子どもから何も言ってこないし、何が原因かもわからない
家の中に御母様が気づかない登校刺激がある可能性、子供の知識の中に登校刺激がある可能性があります。家の中に登校刺激があるのなら、不登校解決段階の1になりますが、経験から野推測ですが、子供の知識の中にある登校刺激が子供にこの姿をさせて居ると推測します。

>そっとしています
母親として、そっとしておくのは良いですが、子供がもっとゲームなどに没頭してくれると良いのでしょうね。でも時間の経過でこのような姿になると思います。子供の知識の中の登校刺激が弱まって、不登校解決段階3になると思います。それにはもっと時間を要すると思います。

>母親の心の中がザワザワします。
つまり、余りに早く子供が落ち着いたので、御母様が不登校の子供への対応で苦しむ経験が無かったからの御母様なりの経験です。今回の子供の姿を含めて、もうすこし不登校の子どもの心の理解を母親が出来るようになるために、もっと不登校の子供との関わりを経験する必要があるという意味ではないかと思います。

母親が全く知らない不登校の子どもの心、不登校の子供へな対応は、すんなりといくことはまず無いと言って良いと思います。

>部屋には学校の物は置いていません。前はよく聞こえていたネットでの友達との会話もここ2ヶ月聞こえてきません。友達との声は聞こえなくなっても、元気に
>なってきたなと思っていました。部屋で黙ってゲームをしています。
不登校の子供への対応の経験が少ない母親には、知識として母親が不登校の子供の姿を知っていたので、その知識と異なる子供の姿にとても心配になったという意味でしょうね。

>ここ数日ご飯をあまり食べなくなりました。全く食べないわけではなく、ご飯は数口だけ、アイスやジュースは食べます。元気もないです。
不登校の子供として悪くはない姿です。本当は御母様の知っている不登校の子供の姿だったら、御母様は子供について心配しないで済んだのでしょう。しかし不登校自体が一般の大人の持っている知識と異なります。御母様なりに不登校を学ばれて、不登校の子供の姿を理解できるようになっても、その御母様の知識以外の不登校の子供の姿もあることに気づかれるには、もっと時間を要するでしょう。

>こういう時はやはり気持ちを聞かずにそっとしておくのが良いのでしょうか?
見ない、言わない、御母様の笑顔、で根気よく待たれることだと思います。