コメントへの私の意見1

その後の子ども(私立中1年、元不登校)の状況報告と新たに質問をさせてください。
>学校を休ませた方が、トラウマは強化されません。
その後も毎日のように「休みなさい」「部活は辞めなさい」と言っていたのですが、結局学校も部活も1日も休まず時間通りに登校しておりました。
「宿題をやらなくてもテストが0点でも死ぬわけじゃないし」と言い、吹っ切れたように見えました。
家では歌って踊って、メイクやYouTube等好きなことをしていました。私とも普通に会話をしていました。私は毎日「学校は休みなさい」と言いましたが休まず、漢字検定を受ける、冬休みは海外にホームステイしたいとも言ってきました。
文化祭に行ったところ、元気に大声で部活の公演の呼び込みをしていて驚きました。友達と元気に学校中を歩いていました。
以前は友達の前で私と会うと、「あっちに行って」と言っていたのですが、校内で友達の前で会っても、私と話して嫌がりませんでした。下校時は友達と友達のお母様と軽い食事と談笑をして帰ってきました。心のエネルギーはある様に見えました。
文化祭後に振替休日があり、学校の仲良しの友達に誘われて遊びに出かけました。前の日に「数学の宿題が終わってないなー」と気にしていましたが、おしゃれをして朝早くに出かけ夜に帰宅しました。
その夜のことです。「数学の宿題が嫌だ」とYouTubeを見ていましたが渋々宿題を始めました。遊び疲れもあったのか一向に進まず、解答を写しているだけでしたが「嫌だ、やりたくない、分からない」と文句が続きノートを破ったりぐちゃぐちゃにしていたので、「宿題はやらないでいいよ、数学の授業は出なくていい。勉強もやらなくていいから、学校を辞めなさい。地元の公立中にも行かなくていいから家で楽しい事をしていなさい」と言いました。
しかし「それは嫌!家には楽しいことはない。ママが代わりに解答を写して。ママが解いて書いてよ!」と怒ってきました。再度「勉強も学校も辞めていいから」と言ったところ、「それは嫌。数学の分だけ授業料を返してもらうことができるの?そんなこと言うなら、なんで中学受験の時に受験するのをとめてくれなかったの!」と怒りました。
「学校は辞めていいから」と言った時に、娘は怒りながらも少し笑いました。つい笑ってしまったような感じです。嬉しくて笑ったのか、「また言ってるよ」という呆れた笑いだったのか分かりません。
受験はしなくていいと何度も言ったのに、続けるといったのは娘です。塾は一日も休まず、塾の友達からの刺激や受験という世界を楽しんでいるように見えました。受験直前は自主的に塾の自習室で遅くまで勉強していました。
「なぜ受験するのをとめてくれなかったの!」と怒って言われた時、驚きと落胆と無力さ残念さ苦しさ惨めさが一気に押し寄せて来て、笑顔とスキンシップどころか、娘のそんな様子を見ていられず、私はその場から離れて自分の部屋に入りドアを閉めました。正直に言うと、顔も見たくない気分になっていました。
翌朝は登校できないだろうと思っていましたが、前夜に「学校に行きたくない」とは言っていなかったので、一応お弁当を作りましたが、起きませんでした。もう学校には行けないだろうと思ったのと、娘が起きてきた時に娘に適切に対応できる自信がなかったのと、正直娘に会いたくなかったのででそのまま私は会社に出かけました。
帰宅後、娘はベッドでYouTubeを見ていたので声はかけずにおき、私は自室にこもり娘とは会いませんでした。お弁当は綺麗に完食してありました。完全不登校の弟とは普通に会話をしていたのが聞こえました。
翌朝も登校しないだろうと思っていたところ、自分でアラームをかけて起きてきました。予想外で驚きましたが、私は娘に会わぬよう慌てて家を出ました。「もう学校にはいかなくて良い」という意味でお弁当は作りませんでしたが、お弁当も水筒も持たずに登校していました。夜は遅くに帰り娘に会わないようにしました。
その翌日も同じように学校に行かなくていい、という意味でお弁当を作らず制服のシャツも洗濯せずに先に家を出ましたが、前日に着て洗濯機に放ってあったシャツを着て時間どおりに登校していました。私はその日も夜遅くに帰宅し、娘とは顔を合わせず会話も持ちませんでした。娘に会いたくなかったのです。娘から近づいても来ません。
先生、私は娘が私にテストをせずに休めるように、朝、娘に会わないように、お弁当も圧力にならないように作らずに先に家を出てししまっていますが、これで良いのでしょうか?正直、私は娘を無視してしまっている状態です。不登校の段階1の娘が良い子を演じずに学校を休めるように、この対応を続けて良いでしょうか?

<解説>

>>学校を休ませた方が、トラウマは強化されません。
>その後も毎日のように「休みなさい」「部活は辞めなさい」と言っていたのですが、結局学校も部活も1日も休まず時間通りに登校しておりました。
岡様の常識に反する言葉でお子さんは学校に行き続けています。学校に対して挑戦が出来ています。

>「宿題をやらなくてもテストが0点でも死ぬわけじゃないし」と言い、吹っ切れたように見えました。
お子さんなりに上手に学校とつきあっています。今は学業を伸ばすという段階ではなくて、お子さん発の楽しさを見つけて、学校というトラウマを反応をさせる物を乗り越える挑戦をして居ます。

>家では歌って踊って、メイクやYouTube等好きなことをしていました。私とも普
>通に会話をしていました。私は毎日「学校は休みなさい」と言いましたが休まず、漢字検定を受ける、冬休みは海外にホームステイしたいとも言ってきました。>文化祭に行ったところ、元気に大声で部活の公演の呼び込みをしていて驚きました。友達と元気に学校中を歩いていました。
きっと未だ挑戦の段階だと推測します。未だ弱いですが、学校に反応をするトラウマが残っていると考えておいてください。

>以前は友達の前で私と会うと、「あっちに行って」と言っていたのですが、校内で友達の前で会っても、私と話して嫌がりませんでした。下校時は友達と友達のお母様と軽い食事と談笑をして帰ってきました。心のエネルギーはある様に見えました。文化祭後に振替休日があり、学校の仲良しの友達に誘われて遊びに出かけました。
本当に心のエネルギーを感じられます。ただ、未だ爆発的とまでは言えないと思います。

>前の日に「数学の宿題が終わってないなー」と気にしていましたが、おしゃれをして朝早くに出かけ夜に帰宅しました。
常識に反しますが、これは良かったです。

>その夜のことです。「数学の宿題が嫌だ」とYouTubeを見ていましたが渋々宿題を始めました。遊び疲れもあったのか一向に進まず、解答を写しているだけでしたが「嫌だ、やりたくない、分からない」と文句が続きノートを破ったりぐちゃぐちゃにしていたので、
このお子さんの姿が未だ心のエネルギーが満ちあふれているという段階だと言えない根拠です。

>「宿題はやらないでいいよ、数学の授業は出なくていい。
>勉強もやらなくていいから、学校を辞めなさい。地元の公立中にも行かなくていいから家で楽しい事をしていなさい」と言いました。しかし「それは嫌!家には楽しいことはない。ママが代わりに解答を写して。ママが解いて書いてよ!」と怒ってきました。再度「勉強も学校も辞めていいから」と言ったところ
この対応も常識に反していますが、とても良い対応だったと思います。

>「それは嫌。数学の分だけ授業料を返してもらうことができるの?そんなこと言うなら、なんで中学受験の時に受験するのをとめてくれなかったの!」と怒りました。「学校は辞めていいから」と言った時に
常識に反しますが、お子さんへのとても良い対応でした。

>、娘は怒りながらも少し笑いました。つい笑ってしまったような感じです。嬉しくて笑ったのか、「また言ってるよ」という呆れた笑いだったのか分かりません。
ただ単に心が楽になっただけです。
お母さまの分析は大人の心からの分析で、お子さんの心に沿っていませんが、そのお母さまの分析にも続いてお母さまが対応をしていませんから、その間違いは問題ありません。

>受験はしなくていいと何度も言ったのに、続けるといったのは娘です。塾は一日も休まず、塾の友達からの刺激や受験という世界を楽しんでいるように見えました。受験直前は自主的に塾の自習室で遅くまで勉強していました。
お嬢さんはとても頭が良い方です。知識からの登校刺激を強力に作っています。そしてよい子を演じ切れています。ただ、とても心が辛かったはずですが、当時はそれを全く表現していなかったのですね。ですから、お母さまもお子さんの心の辛さに気づきませんでした。其れは仕方が無いことです。

>「なぜ受験するのをとめてくれなかったの!」と怒って言われた時、驚きと落胆と無力さ残念さ苦しさ惨めさが一気に押し寄せて来て、笑顔とスキンシップどころか、娘のそんな様子を見ていられず、私はその場から離れて自分の部屋に入りドアを閉めました。正直に言うと、顔も見たくない気分になっていました。
お母さまとして仕方が無かったと思います。でもお嬢さんの心から言うなら、謝って、共感とスキンシップでした。

>翌朝は登校できないだろうと思っていましたが、前夜に「学校に行きたくない」
>とは言っていなかったので、一応お弁当を作りましたが、
これも常識に反しますが、本来なら作らなくて良かったのです。

>起きませんでした。もう学校には行けないだろうと思ったのと、娘が起きてきた時に娘に適切に対応できる自信がなかったのと、正直娘に会いたくなかったのででそのまま私は会社に出かけました。
お母さまも辛かったのですね。仕方が無かったことですが、それが換えってお嬢さんを楽にもしています。共感とスキンシップがあればもっと良かったのですが。こんごゆくゆくお母さまも共感とスキンシップに挑戦してみてください。

>帰宅後、娘はベッドでYouTubeを見ていたので声はかけずにおき、私は自室にこもり娘とは会いませんでした。お弁当は綺麗に完食してありました。完全不登校の弟とは普通に会話をしていたのが聞こえました。
お母さまのお子さんを見ない、言わないですね。これに笑顔が出ないでしょうがあった方がより良かったです。

>翌朝も登校しないだろうと思っていたところ、自分でアラームをかけて起きてきました。予想外で驚きましたが、私は娘に会わぬよう慌てて家を出ました。「もう学校にはいかなくて良い」という意味でお弁当は作りませんでしたが、お弁当も水筒も持たずに登校していました。夜は遅くに帰り娘に会わないようにしました。
>その翌日も同じように学校に行かなくていい、という意味でお弁当を作らず制服のシャツも洗濯せずに先に家を出ましたが、前日に着て洗濯機に放ってあったシャツを着て時間どおりに登校していました。私はその日も夜遅くに帰宅し、娘とは顔を合わせず会話も持ちませんでした。娘に会いたくなかったのです。娘から近づいても来ません。
お母さまはお子さんを拒否している積もりですが、結果的にお子さんの心をとても楽にしています。

>先生、私は娘が私にテストをせずに休めるように、朝、娘に会わないように、お弁当も圧力にならないように作らずに先に家を出てししまっていますが、これで良いのでしょうか?
当面は短い時間で良いですから、共感とスキンシップがあればもっと良いです。

>正直、私は娘を無視してしまっている状態です。
お母さまはそのつもりでしょうが、お子さんから見たら、お子さんの心をとても楽にしているようです。自分発の意思で学校とつきあおうとしていると私は判断して居ます。

不登校の段階1の娘が良い子を演じずに学校を休めるように、この対応を続けて良いでしょうか?
不登校段階3に踏み込んだ段階だと思います。お母さまの今の対応で良いのですが、そのお母さまの対応をお母さまが肯定的に考えられたら、お子さんは不登校の段階3、不登校解決段階3になると思います。