10/4NHKニュースより

10月4日朝7時のニュースについてです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/k10014214891000.html

不登校の状態にある小中学生は、昨年度およそ29万9000人となり、10年連続で増加して過去最多となったことがわかりました。いじめの認知件数や暴力行為も過去最多となっていて、調査した文部科学省は「コロナ禍での生活環境の変化や制限による交友関係の築きにくさなどが背景にある」とみています。
この分析では、不登校の子どもの心を全く理解していないことになります。

>小中学校を30日以上欠席した不登校の状態にある子どもは、前の年度から5万4000人余り、率にして22%増え、29万9048人となりました。10年連続で増加し、過去最多となっています。このうち小学生が10万5112人で、10年前の2012年度の5倍に、中学生が19万3936人で、10年前の2倍に増えています。高校生も増加して6万575人でした。
これは30日以上連続して休んだ子どもの数で、不登校だけれど30日休まなかったが、何回も休んだ子ども、特別教室などに行っていた子どもは入っていません。

>また、認知されたいじめの件数は、小学校が55万1944件、中学校が11万1404件、高校が1万5568件、特別支援学校が3032件で、あわせて68万1948件と、前の年度より6万件余り増え、過去最多となりました。
いじめられた子どもが不登校になっていますが、いじめた子どもも心が不登校だったのですが、いじめをすることで不登校にならずに済んでいます。そのことを理解しないと、いじめ問題は解決しません。

>いじめによる自殺や不登校などの「重大事態」と認定された件数も200件余り増えて923件と過去最も多く、4割近くは「重大事態」として把握するまで学校がいじめと認知しておらず、課題が見られました。
いじめの子供の心の仕組み、不登校の心の仕組み、子どもが自殺する心の仕組みを、子供の心に沿って理解しないと、これらの問題の課題、解決法が見つかりません。

>調査では、小中学校と高校の暴力行為の発生件数が9万5426件と過去最多となったほか、自殺した児童や生徒は小学生が19人、中学生が123人、高校生が269人であわせて411人となり、過去2番目に多くなりました。
これらのMSGは子どもの問題点をという意味で書かれているようですが、学校の問題点を見つけないと、本当は分かっているのですが、学校が問題点だと理解していないという問題点があります。

>こうした状況について文部科学省は「児童生徒の自殺が後を絶たないことは、極めて憂慮すべき状況だ。不登校などの増加はコロナ禍の長期化で生活環境が変化したことや、学校生活でのさまざまな制限で交友関係が築きにくくなったことなどが背景にある」と分析しています。
学校や所謂専門家が子供の心を理解しないからこのような解釈になります。コロナと関係ないのに、苦し紛れの解釈なのではないかと思われます。

>専門家“予想超える増加 学校の中だけでは問題解決しない”今回の結果について、全国84のフリースクールが加盟している「フリースクール全国ネットワーク」の江川和弥代表理事は「予想を超える不登校といじめ件数の増加で、危惧していたことが現実になってきている。不登校は低年齢化傾向にあり、学校での人間関係の構築がうまくいっていないのではないか」と話しています。
>その背景として「コロナ禍で、学校では緊張した中で人間関係を結ばざるを得ず、家庭も緊張していた。子どもどうしが授業や学校での関係性を超えてつながり合う、信頼し合うという場面も非常に少なくなった」とした上で、「大人には見えない、子どもたちの中の関係性、序列化を子どもたち自身も窮屈に感じてしまっている。コロナ禍が収まってきても安心できる状況を作れていないのは大きな問題だ」と指摘しました。
所謂専門家が子供の心を全く理解しようとしないという意味なのでしょう。見当違いのMSGです。

>そして「学校の中だけでは問題は解決しないということが数字に表れている。子ども食堂や学童、習い事など家庭と学校以外の子どもたちの居場所を増やしていくことが必要だ。子どもたちの命に関わる問題を官民連携でしっかりと受け止めていく必要がある」と話しています。
見当違いの発言ですね。子供の心が分かっていない、ピントがずれたMSGだと思います。所謂専門家が大人の心で子どもを考えないで、子どもに素直に反応をしてくれるなら、その人達にも何か見えてくると思います。