娘達なりの成長

二人のお嬢さん(高校年齢と、小学年齢)を育てている母親からのMSGです。ここまで来るまでにとても辛い経験をなさっていましたが、お嬢さん達の不登校を学校に行かせようとしないで(初期にはしましたが、それがお嬢さん達をかえって苦しめて、お嬢さん達の心身の成長に良くないと気づいた)、信じて待ちつづけることで今のような二人のお嬢さんの姿になっています。

朝からおしゃれを頑張ってた長女は予定時刻に降りてきませんでした。私の知らない間に旦那は長女に「時間すぎてるぞ!」とラインしたそうです。バタバタして降りてきた長女は最初「おまたせー」と車に乗りましたが、忘れ物をしたらしく戻ることに!旦那に「パパが急かすから忘れたやろ!」と怒ってました。私は二人に雷落としそうになりましたが、知らんぷり知らんぷりと呪文唱えてました(この対応が多くの母親には出来ないことです)。

次女はなかなか起きてこなかったので今日は行かないかな?と思っているとノソノソ起きてきてサきッと準備してiPadもって一番に車へ!今は電車ですが私の隣でゲームしています。

親は子ども達に怒られることが増えました。理不尽なことでも怒られるのでイライラしますが、でも子どもらしいなぁとも思います(これが不登校の子供が元気になってきているときに、より元気にするのにとても良い対応です)。
時々私が態度にでてもスルーしてくれますし、時々倍返しされますが(笑)それでも穏やかに日々過ごしているなぁと思います。

常識的には、学校に行かないで、好き勝手我が儘放題の生活をしていて、とんでもない子育てと考えられますが、娘達の不登校で荒れたり辛い症状で苦しんでいた地獄の時から見たら、母親にとって天国のような現在です。それだけでなく、今の娘達の姿から、母親は勉学ではないですが、娘達の社会性について成長を感じられるので、この延長上で娘達は自立した社会人になれることを感じ取っています。この対応で間違っていないと確信をしています。