制服の採寸

娘は小学6年生。連休明けから不登校引きこもりになり現在に至っています。
学校より、中学校の制服の採寸、販売のお知らせが来ました。採寸は日にちを予約をしなければなく、また卒業式に制服を着るという慣例があるので、12月の17日までに採寸に行かなければいけないというとこがあります。日にちの予約が来週の20日から始まるので、本人にどうどう伝えたら良いでしょうか?

<解説>

>娘は小学6年生。連休明けから不登校引きこもりになり現在に至っています。
不登校とは、学校に反応をして子供の心を辛くするFCR(トラウマ)を持っています。このトラウマは学校そのものや学校を連想する物に反応をして、子供の心をとても辛くします。FCR(トラウマ)が反応をすると、FCR(トラウマ)は強化されて、ますますそのFCR(トラウマ)の反応は強くなります。

FCR(トラウマ)とは恐怖反応です。お化けが怖い、蛇が怖い、殺人犯が怖いと言うのと同じ反応が脳の中で起こっています。ただ恐怖反応と違うところは、恐怖反応ではお化けとか蛇とか殺人犯とか、怖くなる原因が分かっていて、これらの怖くなる原因を避けることが出来ます。ところがFCR(トラウマ)はその怖くなる原因が分からないか、分かっていてもそれが怖くなる原因と理解できないので、怖くなる原因を避けることが出来ない場合です。

学校よりお知らせと言う情報だけで、お嬢さんにはFCS(登校刺激)なります。お嬢さんのFCR(トラウマ)が反応をして、お嬢さんの心を辛くします。その辛くなり方はそれまでのお嬢さんの経験によって異なります。しかし見かけと異なって、お嬢さんの心の中では死ぬほど辛くなっているはずです。それ故に、お嬢さんに学校からお知らせがあったという情報がお嬢さんに伝わらない方が良いです。
制服の採寸をするという情報は、お嬢さんに学校そのものを連想させますし、採寸に行くと言うことは学校に行くことを連想させますから、とても強いFCS(登校刺激)になります。それによりFCR(トラウマ)が強く反応をして、FCR(トラウマ)の消失が遅れてしまいます。それ故にお嬢さんの心を守りたいなら、絶対に学校からの連絡、制服の採寸の話をお嬢さんに伝えない方が良いです。学校からの連絡をお嬢さんに感じさせることすらしない方が良いです。