長男と次男は不登校引きこもりです。長男は不登校解決段階4、次男は不登校解決段階3だと思っていました。ですから母親は、学校と仕事・アルバイトを息子たちが自分の人生を決めるまでは何がなんでも否定して後追いをして、社会に向かっての人生をスタートさせるまで待つ積もりです。そして2人ともまだスタートには立っていません。それはわかります。
長男は母親でなく、父親にアルバイトの面接行ったとか、社員名簿のようなものを、父親の目の前で書いたり仕事内容について話をしていました。それは長男がいい子を演じてると考えなくても大丈夫でしょうか?昨日の面接の後の疲れた様子から少し気になりました。
弟は長男がバイトを始めると聞いて動揺した顔を見せたので、長男がバイトの話をするたびに、「あなたは家で好きなことしていていいんだからね!遊んでいなさいよ!」と言っています。弟は、「そんなことわかってるけど、俺も欲しいものたくさんあるんだよなー」と言ったので、「お母さんが買える分は全部買ってあげるからね」と言うと、「うーん」と言っていました。
<解説>
>高校生年齢の長男と小学生の次男は不登校引きこもりです。長男は不登校解決段階4、次男は不登校解決段階3だと思っていました。
母親との自然な会話ができて、信頼関係が強まってきていると言うことなのでしょう。
>ですから母親は、学校と仕事・アルバイトを息子たちが自分の人生を決めるまでは何がなんでも否定して後追いをして、社会に向かっての人生をスタートさせるまで待つ積もりです。
登校刺激と、大人になったら働かなくてはならないという常識を、おこさん達から取り除いて、心のエネルギーを高めるためにとても良い考え方、対応法です。
もしおこさん達が社会に向かって動き出したときでも、安心して社会に向かって動き出せるように、おこさん達がお母さまのもとに逃げ帰る逃げ道を作って下さっているのだと思います。
>そして2人ともまだスタートには立っていません。それはわかります。
長男は不登校解決段階4だと言うことですから、息子さん自身はその気が無くても、社会に出て行く練習をしていると考えられます。
>長男は母親でなく、父親にアルバイトの面接行ったとか、社員名簿のようなものを、父親の目の前で書いたり仕事内容について話をしていました。それは長男がいい子を演じてると考えなくても大丈夫でしょうか?
回避行動としてのよい子を演じている可能性と、心のエネルギーが大きくなっていて、既に社会に向かって動ける段階、社会に向かっての挑戦という意味でのよい子を演じている可能性があります。ただ、母親が仕事やアルバイトをさせない対応をしているのですから、長男は回避行動としてのよい子を演じる必要が無いのです。ですから長男なりの挑戦の可能性の方が高いと考えられます。
何故アルバイトの面接に言ったことを母親に言わないで、父親に行ったのかと言うことです。一つは父親の方がアルバイトを始めるための情報を多く持っていると長男が判断した可能性があります。しかし、それ以上に、母親が普段からアルバイトをするなと言っていたので、母親より父親の方が書類を書いて貰いやすかったのかも知れません。もしそうなら、母親がアルバイトをするなと言っていた言葉で、長男はとても楽にアルバイトの面接ができた可能性があります。母親が普段からアルバイトをするなと言っていたことで、アルバイトを申し込みやすかったのでしょう。逆行動の法則です。
>昨日の面接の後の疲れた様子から少し気になりました。
挑戦ですから、長男はとても疲れたと思います。回避行動としてのよい子を演じたのなら、荒れたり、問題行動をしたはずです。それはなかったようですね。
>弟は長男がバイトを始めると聞いて動揺した顔を見せた
成長したら働かなくてはならないという知識を思い出したのでしょう。
>長男がバイトの話をするたびに、「あなたは家で好きなことしていていいんだからね!遊んでいなさいよ!」と言っています。
この言葉で、次男には登校刺激を受けにくくして、登校刺激に反応しない心にして上げていたようですね。
>弟は、「そんなことわかってるけど、俺も欲しいものたくさんあるんだよなー」と言ったので
母親をテストしたのだと思います。今欲しい物があって買って欲しいと言う意味ではないと思います。
>「お母さんが買える分は全部買ってあげるからね」と言うと、「うーん」と言っていました。
これでテストに合格しました。