親も子供も楽しいことが

娘は中学年齢の不登校、息子は小学年齢の不登校です。二人とも家の中で好きなようにして過ごしています。父親は単身赴任で、二三が月に一週間ぐらい帰ってきます。父親が単身赴任に出かける3日前のことです。
息子は主人の誘いで、夕食を食べに行きました。娘は寝不足と言うことで、父親と一緒に外食には行きませんでした。父親はとても残念がりましたが、それでも受け入れてくれました。
その翌日息子が、焼肉を食べに行きたい、と父親に言ったので、親子4人で出かけました。そこは娘がかつておいしいから又行きたいと言っていたところでした。
ブログとコメントを読ませていただき、常識に反するけれど、子供たちがオンラインゲームに没頭するのを心配しないでいられます。
娘からは、新しいキーボード、マイクなど買いたいというので、約2万5千円分、すぐ注文しました。娘が制限されたりして、イライラするより、なんでもいいので何かやって、心楽しくしていてほしいです。

>娘は中学年齢の不登校、息子は小学年齢の不登校です。二人とも家の中で好きなようにして過ごしています。
このメールだけでなく、以前にいただいていたメールからも、二人とも心のエネルギーを貯めてきていることが分かります。

>父親は単身赴任で、二三が月に一週間ぐらい帰ってきます。父親が単身赴任に出かける3日前のことです。息子は主人の誘いで、夕食を食べに行きました。娘は寝不足と言うことで、父親と一緒に外食には行きませんでした。父親はとても残念がりましたが、それでも受け入れてくれました。
多くの場合、このような息子さんの姿はよい子を演じていると考えた方が間違いがないのですが、この息子さんの場合は必ずしもよい子を演じているとは考えなくても良さそうです。その後の息子さんの姿に荒れたり、問題行動をした姿がないことも、それを裏付けます。
お嬢さんの場合、素直なお嬢さんを出していますから、父親との関係はとても良いのではないかと推測されます。

>その翌日息子が、焼肉を食べに行きたい、と父親に言ったので、親子4人で出かけました。そこは娘がかつておいしいから又行きたいと言っていたところでした。
お子さん二人とも自然態で父親とつきあっています。父親の子供達への対応が普段からよいことがうかがえます。

>ブログとコメントを読ませていただき、常識に反するけれど、子供たちがオンラインゲームに没頭するのを心配しないでいられます。
このように、不登校の子どもへの対応は常識に反していますから、多くの母親は不安になります。それでも母親が不安にならないで、子どもの意思を認めようとする対応が出来ることがとてもすばらしいです。

娘からは、新しいキーボード、マイクなど買いたいというので、約2万5千円分、すぐ注文しました。娘が制限されたりして、イライラするより、なんでもいいので何かやって、心楽しくしていてほしいです。
お子さん達発の意思を認める。御母様が子育てを楽しむ、この二つが、不登校問題の解決にとても良い効果があります。

不登校と母親不登校と母親

勇気。たしかに、学校ときっぱり、縁を切るのは勇気がいるのかもしれないですね。
登校刺激を一切無くせば、こどもが元気になるのかも、わからないですよね。
でも、学校を休ませて、家で好きなことをさせてあげているなら、お子さんにとっては、OKではないでしょうか。
あとは、お母さんが、学校との関わりで、辛くならなければ、、、と思います。
行かれないこどもの気持ちと、学校とのやりとりの間の葛藤が、お母さんには、つらい気がします。一切縁を切るというより、一時的に縁を切ると思ってはどうでしょうか?
先のことは、学校にいっていたとしても、なにが、どうなるか、わからないですし。
PTA、こどもが学校に行かないのに、やらなければならないのは、つらいですね。これは、学校も配慮すべきと思います。

私(不登校問題を脳科学的に研究している研究者)の見方
不登校は学校を恐怖の条件刺激(FCSまたはfecos)とする恐怖を生じる条件反射です。この考え方は脳科学的に正しいですが、一般の人は恐怖を生じる条件反射と言うことを知らないで、ただ恐怖、辛い、その様な思いから不登校を見ていらっしゃいます。それでは経験論だけになり、子供の心にそうという体験をした人は経験論だけで対応が出来ますが、一般の人はただそう思ったと言うことだけになります。勿論一般の相談を受ける人、いわゆる専門家も数多くの人の相談に乗っていると言うことだけで、科学的な考え方をしていません。不登校は学校または学校に関係して学校を連想させる物を条件刺激とした恐怖を生じる条件反射です。それを理解しないと、子供の心に沿った対応が、科学的には出来ないはずです。統計を利用する専門家もいますが、統計自体は科学ですが、その統計を取る時のサンプルに非常に大きな主観が関与しています。医学ではこの主観的な量を数値化して統計を取っていますが、この数値化する時に主観が関与していますので、医学統計にも本当にこれ正しいの?と疑う時がしばしばあります。それを元に本論に入ります。

>勇気。たしかに、学校ときっぱり、縁を切るのは勇気がいるのかもしれないですね。
不登校なら、学校が恐怖の条件刺激になっていて、お子さんが学校に恐怖の条件反射を起こしていますから、学校をなくせばこの条件反射を起こしません。人間も動物ですから、脳科学が当てはまるのです。特に子供は当てはまります。大人は意識的行動が可能ですから、脳科学より意識を分析する今の心理学が当てはまります。そのために、可能なら母親に学校をなくしてもらいます。必ず子供は楽になり、その分元気になります。しかし母親も人間です。母親の心の辛さも考えなくてはなりません。御母様には今の心理学が当てはまります。

この場合御母様の心の辛さを考える必要があります。常識と全く反対の学校に行かさない対応を理解するには時間がかかります。それもよく分かっていますが、お子さんは死ぬ思いをしていることも気づいて欲しいのです。お子さんの見かけから判断している他人ではなかなか分かりません。御母様の母性を引き出す対応が必要なのですが、このブログの中ではその相談が出来ません。きっと御母様の周囲にも、脳科学的に不登校は恐怖の条件反射だと理解して対応を考えてくれる(それが不登校の子供の心に沿った対応になります)いわゆる専門家がいないのです。御母様の母性を引き出す対応は今の心理学でも出来るのですが、其れをしてくれる専門家もなかなかいないと思います。でも、この武と具を読んでくださっている御母様方の中には、この対応をなさっていらっしゃる御母様の心を理解して共感してくださる御母様、例えばsoratockocoroさんのような方がいらっしゃいます。私はどうしても子供の立場に立たないと子供を守られないので、先ず子供の立場に立ってお話をして、それに対する母親の反応を見て、母親の心を踏まえた対応をすることになります。

その意味で学校ときっぱりと縁を切れる御母様なら、子供の心への対応だけで良いのですが、それが出来ない御母様にはそれなりの対応の仕方をお話ししたと思っています。それでもこのように御母様に共感してくださる他の御母様がいらっしゃることは本当にありがたいことです。

>登校刺激を一切無くせば、こどもが元気になるのかも、わからないですよね。
ここが他の専門家と違うことです。不登校の子どもなら必ずなります。それでも家の中に登校刺激があると、思ったほど元気にならないかも知れませんが、不登校の子どもから学校を取り除くとその分必ず元気になります。

>でも、学校を休ませて、家で好きなことをさせてあげているなら、お子さんにとっては、OKではないでしょうか。
それでも常識的な御母様なら、子供がゲームズ家になることに、ネット漬けになることに、不安を感じる御母様が多いです。WHOからゲーム中毒、ゲーム依存症という言葉が一般化しているぐらいですから。
本当に家で好きなことを制限なしにさせてくれるなら、このMSGはその通りだと思います。

>あとは、お母さんが、学校との関わりで、辛くならなければ、、、と思います。
>行かれないこどもの気持ちと、学校とのやりとりの間の葛藤が、お母さんには、
>つらい気がします。一切縁を切るというより、一時的に縁を切ると思ってはどうでしょうか?
子どもを学校に行かさないということは、母親も学校に関わらないと言うことになります。これは常識的な母親には理解できないことではないかと思います。御母様が学校に関わらないと言われても、学校が御母様に関わりを求めてきますから。この学校への母親の対応も、母親を苦しめますから、子供の不登校に対応するののとして、その母親への対応もとても大切です。それ故にとてもブログで子供への不登校対応法を述べても、母親への対応は書くことが出来ません。

>先のことは、学校にいっていたとしても、なにが、どうなるか、わからないです
確かに学歴で将来が決まる時代は終わっています。学歴はなくても大学に行かれますし、社会に出て行かれます。今の時代心のエネルギーです。普通に言うなら意欲です。意欲があれば、学歴がある人のような就職は出来ませんが、結果的に同じような社会人になれます。苦しんで社会人になり、社会人で苦しむより、子ども時代の学歴をパスして、大人になって輝くという生き方があることを御母様方にお伝えしたいのです。

>PTA、こどもが学校に行かないのに、やらなければならないのは、つらいですね。
>これは、学校も配慮すべきと思います。
そうですね。学校は不登校だからと言って配慮してくれないでしょう。不登校の子どもの母親にとってとても辛いと思います。またそれを子供が知ると登校刺激になり、子供が元気になりにくいです。学校はそれを知りません。学校は母親とのつながりを切りたくないのです。子供を母親を利用して学校に来させるためです。

 

息子が荒れる

<質問>

姉は中学2年生ですが、不登校で家に引きこもっています。それでも元気です。息子は小学6年生で不登校です、時々荒れます。末娘は小学4年生で不登校です。子供達3人にスキンシップを心がけているのですが、小4の娘はスキンシップをするように心がけています。触ると嫌がるので難しいです。
小4のむすこについてです。何で荒れるのか、息子の辛いものが何なのかわからないのです。
あるとしたら、私の接し方だと思うのですが、私が疲れている姿をできるだけ見せないようにするべきなのでしょうか。同じ部屋なので難しいですが、疲れたから休む、とかそういう言葉をやめたほうが良いのでしょうか?
先日、姉が妹を早く寝かせようとしたり(私を休ませようと)、学校から来週からだから朝だけは起こすと言ってたのですが、次そういう話をしていたらやめさせたほうがよいでしょうか?
教えていただけたらと思います。

<回答>

>姉は中学2年生ですが、不登校で家に引きこもっています。それでも元気です。息子は小学6年生で不登校です、時々荒れます。末娘は小学4年生で不登校です。子供達3人にスキンシップを心がけているのですが、小4の娘はスキンシップを
>するように心がけています。触ると嫌がるので難しいです。
お子さん達への共感の言葉とスキンシップはとても大切です。先周りをしても良いですから、続けてください。ただし、末娘さんがスキンシップを嫌がると言うことは、御母様自身に登校刺激があるか、御母様との信頼関係をテストしているののどちらかです。ところがお姉様は不登校だけれど元気だと言うことは、お姉様には御母様が登校刺激になっていないので、同じ理由で末娘さんにも御母様は登校刺激になっていないはずです。すると御母様との信頼関係をテストしているのでしょうから、嫌がってもスキンシップを少しずつ根気よくなさるのが良いでしょう。その際に、「あなたの母親だから、ちょっとだけ、一秒で良いからだっこさせて」と、御母様の理由でスキンシップを求められたら良いと思います。

>小4のむすこについてです。何で荒れるのか、息子の辛いものが何なのかわからないのです。
息子さんの部屋の中に、御母様の気づかない何か登校刺激があるのかも知れません。それを意識した時息子さんが荒れるのだと思います。または、息子さんの記憶の中に、場合によってはゲームのチャットの中に、登校刺激があるのかも知れません。部屋の中は何かの折に部屋に入った時に探してみてください。ゲームの中のチャットなら、酷く荒れることはないと思いいます。息子さんの知識の中なら、息子さんへのスキンシップの際に、学校に行かなくていいからね、と言いながらハグをしてください。もし息子さんの知識の中でなかったら、息子さんは違うよと言葉で言うだけで、荒れには関係しません。
息子さんが荒れた時には荒れるに任せて、知らないふりをして、息子さんの荒れるに任せてください。よほど大切な物を怖そうとしている時は、本当は壊していいんだけれど、それを壊すと御母様が大変に困るから、これだけは壊さないで、他の物を壊して欲しいと言いながら、ハグなどのスキンシップをしてください。その際に辛いんだねとか大好きだよとだけ言われてください。

>あるとしたら、私の接し方だと思うのですが、私が疲れている姿をできるだけ見せないようにするべきなのでしょうか。同じ部屋なので難しいですが、疲れたから休む、とかそういう言葉をやめたほうが良いのでしょうか?
それ自体が登校刺激になりませんが、息子さんが御母様の疲れを自分のせいだと感じた時には、自己否定を起こして荒れる場合もあるかも知れませんから荒れる原因になるかも知れません。それでも登校刺激ではないですから、それほど強く荒れないと思います。御母様も辛くてついついこのような言葉が出てくるのは仕方がないです。今は気にしないで、息子さんが荒れた時、荒れるに任せてその場を離れてください。その場合荒れている時のスキンシップは出来ませんが、荒れた後にこのスキンシップをしてあげてください。

>先日、姉が妹を早く寝かせようとしたり(私を休ませようと)、学校から来週からだから朝だけは起こすと言ってたのですが、次そういう話をしていたらやめさせたほうがよいでしょうか?
兄弟姉妹の間のことなら、その内容がどのようなことでも、御母様は関わらないで、知らないふりをしていてください。もしお子さん達の方から何か言ってきた時には、その言って来た範囲で、関わってあげてください。決してお子さん達を責めないように御願いします。

登校刺激

<質問>

息子は小学5年生の夏休み明けから不登校になりました。それでも中学の入学式には出席し、その後数日の別室登校を登校をした後、又完全不登校、今度は完全に引きこもり状態で、今まで出来ていた外出ができない状態です。もう一点問題点は不登校になった頃から父親への態度がおかしいのです。あれだけ仲が良かった父親を避けるようになりました。母親に、あいつはこの家から出て行かせろとか、あいつは死ねばよいとか、あいつと離婚しろというような毒舌です。
父親の姿を見た後、息子は荒れるようになりました。そのために、主人は休日もほとんど家に居られず、家の中で顔を合わせないようにしてもらっています。それでも息子は父親に対して憎悪が増すばかりです。
このまま家族3人で生活してい留だけで、時間が解決してくれるのか、家族3人での生活はもう難しいのか、どうすればいいのかわかりません。父親は過去の息子への対応が厳しすぎたと感じて、息子への対応を変えようとしてくれていますが、息子が父親を拒否しているので、どうにも出来ません。息子に対してどのように接したらよいでしょうか?

<回答>

>息子は小学5年生の夏休み明けから不登校になりました。それでも中学の入学式には出席し、その後数日の別室登校を登校をした後、又完全不登校、今度は完全に引きこもり状態で、今まで出来ていた外出ができない状態です。
過去のことを言っても意味がないのですが、中学校の入学式に行かせたことが、御母様への不信感を強めたと思います。引きこもりと書いてありますが、家の中に引きこもりだけで、自分の部屋の中だけに引きこもっているのではないと思います。もしそうなら御母様との信頼関係は完全に壊れていないので、お母さまの対応が良くなれば、息子さんはそれだけ早く心を元気にしてくれます。
大切なことは、息子さんから学校を忘れさせて、あらゆる登校刺激を取り除くことです。

>もう一点問題点は不登校になった頃から父親への態度がおかしいのです。あれだけ仲が良かった父親を避けるようになりました。母親に、あいつはこの家から出て行かせろとか、あいつは死ねばよいとか、あいつと離婚しろというような毒舌です。
このように母親に言うと言うことは、まだ息子さんの辛さを御母様にぶつけられるという意味ですから、御母様が不登校を理解して、息子さんへの大雨を変えることで、息子さんの心を元気にします。

>父親の姿を見た後、息子は荒れるようになりました。そのために、主人は休日もほとんど家に居られず、家の中で顔を合わせないようにしてもらっています。それでも息子は父親に対して憎悪が増すばかりです。
不登校の子どもはほぼ全て、父親に登校刺激を感じます。常識的な父親は子どもを学校に行かせようとする物だと、意識はしていませんが、その様に反応をします。

>このまま家族3人で生活してい留だけで、時間が解決してくれるのか、家族3人での生活はもう難しいのか、どうすればいいのかわかりません。
不登校の問題解決の第一歩は登校刺激から子供を守ることです。ご主人を含めて、家の中の登校刺激を全て取り除くことでしょう。その意味でご主人がどのような思いがあっても、息子さんに姿を見せない方が良いです。ご主人は自分の部屋に引きこもられた方が良いです。息子さんの周囲の学用品や、少しでも学校と関連する物全てを隠して下さい。

>父親は過去の息子への対応が厳しすぎたと感じて、息子への対応を変えようとしてくれていますが、息子が父親を拒否しているので、どうにも出来ません。息子に対してどのように接したらよいでしょうか?
本当にご主人にはお気の毒ですが、息子さんがご主人に登校刺激を感じてしまうことはどうにも出来ません。不登校問題が解決したら、ご主人の出番が多くあります。それまで姿を隠して待っていて下さい。

不登校対応の一面

不登校の私の甥っ子も、その親から、学校へ行くな、勉強するなと言われてきました。この対応法だそうです。
元々甥っ子の親は過干渉、過保護、管理的、規範意識の強い親で、子供が何事も自分で考え判断し対処していく能力を奪って、荒波の学校生活を渡っていく力と気力を失わせ、学校へ行かれないようにしておきながら、今度は学校へ行くな、勉強するな、やりたいように生活しなさいと。甥っ子はゲームにドはまりし、風呂にも入らず昼夜逆転、それでも、それでいいんだと親は言っていた。

その結果、甥っ子はもう10年以上も引き籠りですよ。強迫神経症を発症してるようで、風呂に入ってるのかと思えば、何十分も手を洗っている、一時間以上も浴槽の掃除をしている、実際の入浴は2時間超え、家具の数ミリ単位のズレも許せず鬼の形相で直す、掃除を繰り返す、夜寝る前は家中の鍵がちゃんとかかっているか、何度も何度も確認する。
それから下の方と多分同じ、パニック様の症状。急に不安感に襲われ、身体を強張らせ震えながら嗚咽する。
これらは不登校5年目、中学三年高校受験の年から出始め、親はそれでも精神科に連れていかず、今も家にその状態の息子を置いている。

登校刺激をなくせばいいんだと、小学校時代に学用品を全部捨て、中学も制服も買わず、入学式にも参加させず。とにかく一切学校というものを断ち切り。甥っ子は親のその行動には泣いて怒ったらしいが、その後落ち着いたからと、未だに親はこれでよかったんだと信じて疑わない。私から見れば、親に諦められたんだと絶望したとしか思えないんだが。そうでなければ、その後精神病的な症状が出てくるはずがない。

なぜ精神科へ連れていかないのかと聞くと、精神科に行こうということが、今の本人を否定することになると親は言う。もうそんな事を言っていられる状態じゃないのに。

甥っ子の母親はふくよかだったのがこの10年で激ヤセし、笑顔が大事だと言っているが私から見ればもう気持ちの悪い、引きつったを超えて狂ったような笑顔を甥っ子に向け、二十歳を超え引きこもりで超肥満体となりボーッとノシノシと家の中を歩く息子の背中を撫でたり頭を撫でたり。親も子も、もう壊れているとしか思えない。

私が、二年ほど前、甥っ子と二人になった時に甥っ子に思いきって聞いた。「おじちゃんとちょっと外にでも行ってみないか」と。甥っ子は首を横に振り、「外は嫌か?」と聞くと、「どっかに行きたいって行っても、父さんや母さんが家にいろっていつも否定されるから、その内に外に出る気も失せた。」と。私は愕然とし、「お前の父ちゃんや母ちゃん、お前に学校へ行くな勉強するなとも言ってたらしいよな。それ言われて、どう思ってた?」と聞いたら、そのまま下を向いて黙り込んでしまった。

この不登校の対処法は、子供の年齢性別性格関係なく、子供の脳ミソはこうなっているからと十把一絡げにして全ての不登校児に同じやり方をさせているそうだが、私は間違っているとしか思えない。合う子には合うだろう。でも合わない子だって当然いる。
甥っ子の親は、この方法以外のやり方は必ず失敗し、大人の引きこもりとなる、もっと大変なことになると最初に言われて、ずっと続けてきたそうだが、それでも大人の引きこもりになり、精神病まで発症している。
甥っ子の父親は、「このやり方以外の事をやると後々もっと酷くなると言われれば、続けざるを得ない」と言っていた。

下の方も言うように、学校へ行くなとか勉強するなとか外へ行くなという不登校児への極端な言葉が、全てそれぞれ違う性格や気質を持った子供達に一様にマッチなどするはずがないと思う。癒しになる子もいれば、親に諦められたんだと余計に無気力になる子もいるだろう。

この対処法を続けておかしくなっていく子供をそのまま放置し続ける親にも責任があるが、親だけの責任ではない。

不登校の私の甥っ子も、その親から、学校へ行くな、勉強するなと言われてきました。この対応法だそうです。元々甥っ子の親は過干渉、過保護、管理的、規範意識の強い親で、子供が何事も自分で考え判断し対処していく能力を奪って、荒波の学校生活を渡っていく力と気力を失わせ、学校へ行かれないようにしておきながら、今度は学校へ行くな、勉強するな、やりたいように生活しなさいと。甥っ子はゲームにドはまりし、風呂にも入らず昼夜逆転、それでも、それでいいんだと親は言っていた。
この文章からお子さんは学校に向かう心のエネルギーがない状態で学校に行っていたようですね。学校がFCS(恐怖の条件刺激)になっていたなら、この対応で悪くなかったはずです。ですから対応として間違っていなかったはずです。この対応でなぜお子さんの心のエネルギーがプラスにならなかったのか、それはMSGから分かりません。

>その結果、甥っ子はもう10年以上も引き籠りですよ。強迫神経症を発症してるようで、風呂に入ってるのかと思えば、何十分も手を洗っている、一時間以上も浴槽の掃除をしている、実際の入浴は2時間超え、家具の数ミリ単位のズレも許せず鬼の形相で直す、掃除を繰り返す、夜寝る前は家中の鍵がちゃんとかかっているか、何度も何度も確認する。
>それから下の方と多分同じ、パニック様の症状。急に不安感に襲われ、身体を強張らせ震えながら嗚咽する。
>これらは不登校5年目、中学三年高校受験の年から出始め、親はそれでも精神科に連れていかず、今も家にその状態の息子を置いている。
精神科に連れて行ったら投薬により、症状が固定してしまうことを御母様は知っていらっしゃるのかどうか分かりません。でも心のエネルギーをプラスにする対応が成されていなかったことが推測されます。

>登校刺激をなくせばいいんだと、小学校時代に学用品を全部捨て、中学も制服も買わず、入学式にも参加させず。とにかく一切学校というものを断ち切り。甥っ子は親のその行動には泣いて怒ったらしいが、その後落ち着いたからと、未だに親はこれでよかったんだと信じて疑わない。私から見れば、親に諦められたんだと絶望したとしか思えないんだが。そうでなければ、その後精神病的な症状が出てくるはずがない。
登校刺激を無くすることは、不登校の子どもにとってありがたいことです。家に引きこもって母とこの信頼関係が出来ること、心のエネルギーを高める対応があることが、このMSGから見えてきません。不登校になる前の御母様の子育てから、きっとなかったのではないかと思います。それだけでなく、家の中に登校刺激が残り続けていたから、お子さんの心のエネルギーが高まらなかったのではないかと推測します。

>なぜ精神科へ連れていかないのかと聞くと、精神科に行こうということが、今の本人を否定することになると親は言う。もうそんな事を言っていられる状態じゃないのに。
クスリは精神疾患の症状をなくします。しかし大本のその症状を出す物をなくしているのではないです。ですから見かけをよくするだけで本質的な解決にはなりません。

>甥っ子の母親はふくよかだったのがこの10年で激ヤセし、笑顔が大事だと言っているが私から見ればもう気持ちの悪い、引きつったを超えて狂ったような笑顔を甥っ子に向け、二十歳を超え引きこもりで超肥満体となりボーッとノシノシと家の中を歩く息子の背中を撫でたり頭を撫でたり。親も子も、もう壊れているとしか思えない。
この文章を読むと母親と子供との間に信頼関係がないと判断します。なぜ母親が激やせしなければならなかったのか、それは母親の先周りをした対応、子供を信頼しない対応が次から次へと成されていた、その結果に御母様が苦しんでいたと言うことだと思います。

>私が、二年ほど前、甥っ子と二人になった時に甥っ子に思いきって聞いた。「おじちゃんとちょっと外にでも行ってみないか」と。甥っ子は首を横に振り、「外は嫌か?」と聞くと、「どっかに行きたいって行っても、父さんや母さんが家にいろっていつも否定されるから、その内に外に出る気も失せた。」と。私は愕然とし、「お前の父ちゃんや母ちゃん、お前に学校へ行くな勉強するなとも言ってたらしいよな。それ言われて、どう思ってた?」と聞いたら、そのまま下を向いて黙り込んでしまった。
引きこもりの子供に外に出る対応をすること自体が、引きこもりの子供の心を理解していらっしゃらないことが分かります。つまり引きこもりを否定していらっしゃるという意味ですね。息子さんとの会話はそのまま理解すると間違えます。息子さんとおじさんとの関係で、息子さんの心が元気なら本当のことを言うでしょうが、心が辛い場合にはその場から自分を守る言葉になります。信頼関係がないと子供の心の中を素直に教えてくれません。

>この不登校の対処法は、子供の年齢性別性格関係なく、子供の脳ミソはこうなっているからと十把一絡げにして全ての不登校児に同じやり方をさせているそうだが、私は間違っているとしか思えない。合う子には合うだろう。でも合わない子だって当然いる。
子供にとってその子供の全てが母親に依存をします。これは子供の本能です。全ての哺乳類がそうですから、人間も間違いなくそのはずですし、実際に子供の行動を見ていると、それが当てはまります。ただしそれは母親と子供との間に信頼関係がある場合です。信頼関係がないと子供が問題行動をするのは他のほ乳類と同じです。他のほ乳類の場合には、子供が問題行動を起こすことは死を意味します。人間は信頼関係がなくても生きていけます。信頼関係がなくて、そのために問題行動をしても、しようとしても、それも出来ないように対応をされていると、心の病の症状を出します。
あくまでも推論ですが、この子供は不登校になっても登校刺激があったはずです。そして問題行動をしようとしても出来なくて、心の病の症状を出しているはずです。そのあたりのことがMSGにないので、はっきりと言えません。
不登校と言うことだけで対応をしても、必ずしもうまくいきません。この信頼関係、登校刺激という観点で、不登校を見ないと、解決法が見つからないのです。

>甥っ子の親は、この方法以外のやり方は必ず失敗し、大人の引きこもりとなる、もっと大変なことになると最初に言われて、ずっと続けてきたそうだが、それでも大人の引きこもりになり、精神病まで発症している。
>甥っ子の父親は、「このやり方以外の事をやると後々もっと酷くなると言われれば、続けざるを得ない」と言っていた。
どこかに信頼関係のなさを推測します。目先の対応法は間違っていないのですが、信頼関係がないと、子供の心に届かないのです。

>下の方も言うように、学校へ行くなとか勉強するなとか外へ行くなという不登校児への極端な言葉が、全てそれぞれ違う性格や気質を持った子供達に一様にマッチなどするはずがないと思う。癒しになる子もいれば
間違いなく癒やしになります。しかし母と子供との間に信頼関係がないと、母親のする対応に、子供が母親の嫌がる方向に反応をします。

>親に諦められたんだと余計に無気力になる子もいるだろう。
母親と子供との間に信頼関係がないとこうなります。それでも子供は母親を信頼しようとするのですが、MSGに書かれていない、子供の信頼を裏切る母親の対応があったはずです。

>この対処法を続けておかしくなっていく子供をそのまま放置し続ける親にも責任があるが、親だけの責任ではない。
信頼関係を高められるのは母親だけです。母親が素直な母性からの対応をするとこのようなことになりません。母親に何か母親なりのこだわりが、お子さんを信頼できない何かがあったはずです。
MSGには不登校に対しての対応の一部しか書かれていないので、母親が子供の心に沿った対応をしたかどうかが書かれていません。不登校の子どもへの対応の一面だけを見られて、このMSGを書かれていますから、この程度のお話しか出来ません。

「社会に出ないで下さい!外に行かないで下さい。ママは大事な娘には家で楽しいことしててほしいですから!」と言いました。
うちの息子にも似たようなことを言っていました。学校に行くな、勉強するな、家で楽しい事をしていてほしいと。
息子は私がそれを言う度に酷く嫌がりました。それでも、内心ではホットしているという専門家の言うことを信じて言ってきました。
言うと、ものすごく表情が曇ります。息子は、「それを言われると余計に嫌な気持ちになるからやめろ!」と言っていました。それでも、言っていました。
4年経ち、息子の引きこもりは悪化、ついにパニック障害のような症状まで出始めました。
ほかの所で、「最近、学校へ行かなくていいんだよとか、あなたのありのままでいいんだよ、等と不登校児に声掛けする対応が流行っていますが、男の子にはバカにされているように聞こえ、また親に将来を諦められたように聞こえ、自分が情けなくなり、余計に自己否定をお越してしまうという、逆効果となる場合がある」と聞きました。息子もまさしくそうじゃないかと思います。
4年もやってきて…。最悪です。

MSGを読ませていただいて、一番に感じたことは、不登校不登校の子どもとを否定的に見ていらっしゃることです。不登校問題、心の問題には母親と子供との間に信頼関係がないと、大変に難しいです。

>「社会に出ないで下さい!外に行かないで下さい。ママは大事な娘には家で楽しいことしててほしいですから!」と言いました。
これは不登校の子どもへの言葉ですね。

>うちの息子にも似たようなことを言っていました。学校に行くな、勉強するな、家で楽しい事をしていてほしいと。
息子さんが不登校なら、この言葉は間違っていないはずです。

息子は私がそれを言う度に酷く嫌がりました。それでも、内心ではホットしているという専門家の言うことを信じて言ってきました。
言うと、ものすごく表情が曇ります。息子は、「それを言われると余計に嫌な気持ちになるからやめろ!」と言っていました。それでも、言っていました。
止めろと言われたら、一応止めるべきでしょうが、この止めろと言う言葉にどのような背景があるのか、それが分かりません。お子さんが不登校だけで苦しんでいたなら、学校に行かさない対応で心が楽になったはずです。それでも楽にならないなら、家庭内に何かお子さんが辛くなる物があったはずです。つまり登校刺激です。そのことは全く書かれていないので、なぜお子さんの心を御母様が楽に出来なかったのか分かりません。

>4年経ち、息子の引きこもりは悪化、ついにパニック障害のような症状まで出始めました。
きっと家の中に登校刺激があったはずです。登校刺激が無くなっていなかったので、息子さんと御母様の間に信頼関係が出来なかったようですね。引きこもり自体は息子さんを辛くしないはずです。それよりも引きこもりを許せない何かが息子さんの周囲にあったはずです。そのことも全く書かれていないので、推定の範囲です。

>ほかの所で、「最近、学校へ行かなくていいんだよとか、あなたのありのままでいいんだよ、等と不登校児に声掛けする対応が流行っていますが、男の子にはバカにされているように聞こえ
この文章から、何か御母様を信頼しようとする意欲がないように推測されます。それほど息子さんの心が辛いと言うことだと思います。子供の辛い心を癒やせるのは母親だけです。母親に辛いことを申し上げますが、御母様に息子さんの心を癒やす物がなかったようですね。どうしてそうなったのか、ここのMSGだけでは分かりません。

>また親に将来を諦められたように聞こえ
御母様と息子さんの間に信頼関係を作ろうとする何かがあったなら、息子さんはこのように感じなかったはずです。御母様が学校に行かなくて良いという言葉と同時に信頼関係を貯めるための何かがなかったようですね。その何かは子供と母親との関係で決まりますが、それを推測する物がMSGの中にないので、きっとなかったと言うより、息子さんの周囲に登校刺激があったか、母親が否定的な対応をしていた可能性も推測されます。息子さんの将来について全責任を母親が取るつもりの母親の心の動きがあったら、息子さんはこのように感じなかったと思います。

>自分が情けなくなり、余計に自己否定をお越してしまうという、逆効果となる場合がある
これは大人の心についての話ですね。子供の心はこのような心の動きをしません。子供の心は受けた刺激、されたことに、素直に反応をします。このように分析できるのは大人の心です。つまりこの報告をした人の意見であり、この息子さんの心ではありません。

>と聞きました。息子もまさしくそうじゃないかと思います。
>4年もやってきて…。最悪です。
息子さんを否定的に見ていらっしゃいますね。息子さんを信頼しようとしていらっしゃいませんね。それでは息子さんは御母様を信頼しようとしなくなります。

今までの経験で不登校問題の解決には10年かかると考えた方が良いです。4年では結論を出すのは早すぎると思います。つまり焦りが見られます。御母様の焦りはそれだけで息子さんの否定になります。

息子の不登校

<質問>

息子は小学3年生の頃から「学校がつまらない」「休みたい」「学校行きたくない」と言う様になりましたが、私が車で学校まで送ったりして、登校していました。それでも息子は車から降りなくなって、これはおかしい、スクールカウンセラーからのアドバイスもあり、無理をしない方が良いと判断して、それ以後学校を休ませています。

学校を休み始めてからは、ゲームばかりをして、昼夜逆転してきたり、私と一緒に寝ることも許して居ます。スクールカウンセラーからは日々の生活態度を整えるようにと言われていますが、それを言うと子供が荒れるので、今は止めています。このように我が儘を許して居る母親の方が不安が大きくなってきています。今後、学校に行くための対応法、日々の生活法の対応法がありましたら教えてください。

<回答>

>息子は小学3年生の頃から「学校がつまらない」「休みたい」「学校行きたくない」と言う様になりました
学校で何かあったのかも知れません。そのことが書かれていないのは息子さんがそのことを御母様に言わない、言えない御母様との関係なのかも知れません。もしそうだとしても、その原因を見つけて解決しても、息子さんは学校に行こうとしないでしょうし、学校を休ませて、家で楽しいことをしていると、そのうちに教えてくれますし、過去のことを持ち出しても解決は不可能です。
学校の教室内での雰囲気や先生の授業のあり方が息子さんに辛かったという意味もあります。この場合ですとお子さんは学校に行かれない理由を言えません。言わせようとするとますますお子さんは荒れてしまいます。
いつまで不登校が続くのか、御母様は心配でしょうが、それは現時点では分かりません。この御母様の心配がお子さんに届くと、お子さんは自己否定を起こして、不登校の期間が長くなります。不登校の期間は、どれだけ学校が辛かったかといい要素と、家でどれだけ楽しい時間を過ごせたかという要素の兼ね合いになります。学校が辛かったという要素は分かりませんが、家の中での楽しさを大きくすればその分早く、不登校問題の解決が見られます。このことを参考にして、息子さんが家で楽しく過ごせるような対応を御願いします。

>学校を休み始めてからは、ゲームばかりをして、昼夜逆転してきたり、私と一緒に寝ることも許して居ます。
この対応は悪くはないです。常識に反しますが、このようにして楽しく過ごすと、それだけ早く不登校問題は解決します。不登校問題の解決は、子供が元気に学校に戻ってそれ以後不登校にならないというのも入りますが、必ずしも学校に戻るとは限りません。どのような姿に息子さんがなるか、それは息子さんが決めます。
早くめいっぱい息子さんが楽しめるとそう学校の内に学校に戻る場合もあります。ただしそれを御母様が期待すると、解決が遅くなり、学校に戻るのが中学生になったり、高校生年齢になることもあります。ですから、御母様も今は学校のことを忘れて、息子さんが徹底的に家で楽しませてあげてください。勉強の遅れは今は気にしないでください。これも息子さん自身で解決しますから。

スクールカウンセラーからは日々の生活態度を整える
これは息子さんにとって楽しいことではなくて、負担になることです。不登校問題の解決を遅らせます。今は考えないでください。

>このように我が儘を許して居る
大人には我が儘放題に見えても、子供の方では学校で辛かった心癒やしている姿です。ですから今はこれで良いです。このようにして過ごしていても心が元気になればこのような我が儘放題な生活が習慣化しません。心が元気になれば全く違う息子さんの姿を見ることになります。そのときは御母様の思いを叶えた姿になります。それを信じて待ってあげてください。

>母親の方が不安が大きくなってきています。
不登校問題の解決には御母様の笑顔が必要です。その意味で御母様も御母様なりに楽しいことをしていてください。可能な限り息子さんに関わらない方が良いです。息子さんから何か要求が出た時だけ、息子さんと関わるようにしてください。その一つが息子さんの方から御母様の布団に入ってくる時にはそれを許してあげてください。