息子の不登校

<質問>

息子は小学3年生の頃から「学校がつまらない」「休みたい」「学校行きたくない」と言う様になりましたが、私が車で学校まで送ったりして、登校していました。それでも息子は車から降りなくなって、これはおかしい、スクールカウンセラーからのアドバイスもあり、無理をしない方が良いと判断して、それ以後学校を休ませています。

学校を休み始めてからは、ゲームばかりをして、昼夜逆転してきたり、私と一緒に寝ることも許して居ます。スクールカウンセラーからは日々の生活態度を整えるようにと言われていますが、それを言うと子供が荒れるので、今は止めています。このように我が儘を許して居る母親の方が不安が大きくなってきています。今後、学校に行くための対応法、日々の生活法の対応法がありましたら教えてください。

<回答>

>息子は小学3年生の頃から「学校がつまらない」「休みたい」「学校行きたくない」と言う様になりました
学校で何かあったのかも知れません。そのことが書かれていないのは息子さんがそのことを御母様に言わない、言えない御母様との関係なのかも知れません。もしそうだとしても、その原因を見つけて解決しても、息子さんは学校に行こうとしないでしょうし、学校を休ませて、家で楽しいことをしていると、そのうちに教えてくれますし、過去のことを持ち出しても解決は不可能です。
学校の教室内での雰囲気や先生の授業のあり方が息子さんに辛かったという意味もあります。この場合ですとお子さんは学校に行かれない理由を言えません。言わせようとするとますますお子さんは荒れてしまいます。
いつまで不登校が続くのか、御母様は心配でしょうが、それは現時点では分かりません。この御母様の心配がお子さんに届くと、お子さんは自己否定を起こして、不登校の期間が長くなります。不登校の期間は、どれだけ学校が辛かったかといい要素と、家でどれだけ楽しい時間を過ごせたかという要素の兼ね合いになります。学校が辛かったという要素は分かりませんが、家の中での楽しさを大きくすればその分早く、不登校問題の解決が見られます。このことを参考にして、息子さんが家で楽しく過ごせるような対応を御願いします。

>学校を休み始めてからは、ゲームばかりをして、昼夜逆転してきたり、私と一緒に寝ることも許して居ます。
この対応は悪くはないです。常識に反しますが、このようにして楽しく過ごすと、それだけ早く不登校問題は解決します。不登校問題の解決は、子供が元気に学校に戻ってそれ以後不登校にならないというのも入りますが、必ずしも学校に戻るとは限りません。どのような姿に息子さんがなるか、それは息子さんが決めます。
早くめいっぱい息子さんが楽しめるとそう学校の内に学校に戻る場合もあります。ただしそれを御母様が期待すると、解決が遅くなり、学校に戻るのが中学生になったり、高校生年齢になることもあります。ですから、御母様も今は学校のことを忘れて、息子さんが徹底的に家で楽しませてあげてください。勉強の遅れは今は気にしないでください。これも息子さん自身で解決しますから。

スクールカウンセラーからは日々の生活態度を整える
これは息子さんにとって楽しいことではなくて、負担になることです。不登校問題の解決を遅らせます。今は考えないでください。

>このように我が儘を許して居る
大人には我が儘放題に見えても、子供の方では学校で辛かった心癒やしている姿です。ですから今はこれで良いです。このようにして過ごしていても心が元気になればこのような我が儘放題な生活が習慣化しません。心が元気になれば全く違う息子さんの姿を見ることになります。そのときは御母様の思いを叶えた姿になります。それを信じて待ってあげてください。

>母親の方が不安が大きくなってきています。
不登校問題の解決には御母様の笑顔が必要です。その意味で御母様も御母様なりに楽しいことをしていてください。可能な限り息子さんに関わらない方が良いです。息子さんから何か要求が出た時だけ、息子さんと関わるようにしてください。その一つが息子さんの方から御母様の布団に入ってくる時にはそれを許してあげてください。