学校からの圧力 26

>一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること

殆ど全ての不登校の子供は、登校刺激(学校を見たり意識するような刺激)で、学校に反応をして子どもに死ぬような辛い思いをさせる(その辛さの表現は子どもによっていろいろです)トラウマが反応して、動けなくなります。そして当人も、その親も、その当人の周囲の大人もそのことについて知りません。

どの子どもも母親を大好きです。とても信じられないでしょうが、自分の存在と母親の存在と同じように考えるぐらいです。ですから不登校の子供が、母親が心配そうにしている、母親が不安になっていることを感じ取ると、その様に母親を苦しめる自分を存在している意味がない、生きている意味がないと、感じるようになります。この子どもの状態は自己否定の状態です。

このように自分が自己否定の状態にあることを言葉で表現できるようになるには、かなり子どもの年齢が進んだ時です。小学校の高学年でも時に言葉で表現する場合もありますが、多くは中学生年齢後です。それも自己否定を起こした子どもの一部です。多くの不登校の子供は、自分が自己否定を起こしていることも気づいていません。そして殆ど全ての不登校の子供の親も、子どもが自己否定を起こしていることに気づかないようです。