自分はぶすだ

>13歳の不登校の娘です。最近自分の顔をブスだとか、鏡が怖くて見られないなどと言うようになりました。
常識的には、お嬢さんの顔が可愛いか可愛くないかという意味になりますが、不登校の子供の場合、学校に行かれない自分を許せないと言う意味です。
学校を意識して生じる辛さ、学校に行かなくてはならないと言う知識があるのに実際に学校に行かれないと言う自分を認識して葛藤を生じる辛さが相乗効果を起こして、女の子をとても辛くしています。その辛さの結果自分を許せなくて、自己否定を起こしています。自己否定を生じるとそれだけでまた辛くなりますから、今までの辛さに自己否定の辛さが相乗効果を起こして、ますます辛くなっています。

>私(母親)は「そう?お母さんは**ちゃんの顔が好きだよ」と言っていますが「じゃあお母さんはこのブスな顔が好きなんだね」などと娘は言います。これはテストでしょうか?
テストの要素もありますが、対応として、自己否定という点を考えた対応が大切です。

>私は娘のブスだと言う言葉を否定して「ブスじゃないよ、可愛いよ」と言うべきでしょうか?
常識から言うと、このように答えて元気づけるのが良いと一般に考えられています。しかし心が辛い子どもには、その常識的な対応が子供の言葉を否定しています。お嬢さんの言葉を否定する御母様は、お嬢さんの心を理解してくれていないとお嬢さんは感じ、お嬢さん自身を苦しめることになります。

>このように言うと、娘の言葉を否定することになります。それとも否定はしない方がいいでしょうか?娘の言葉を否定しないで、娘にぶすで無いと思っていることを伝えるにはどうしたら良いでしょうか?
母親の思いを優先しないで、娘の思いを尊重しようとする御母様の姿勢がうかがえます。
御母様の対応法として、「お嬢さんは自分をぶすだと思っているのね」とまずお嬢さんの言葉を受ってください。そのあと「御母様はお嬢さんをぶすだと思っていないし、お嬢さんのことを大好きだよ」と言ってあげてください。