Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 15

ニート1)引きこもりが許されなくて、外に押し出されている
引きこもっていないけれど、心の中は引きこもりの1)と同じ状態です。親から家の外に押し出されるのが無くなったら、引きこもり1)の状態になります。親から家の外に押し出され続けられたら、家の外で荒れたり問題行動をして、事件になる場合があります。場合によっては自殺の原因になることもあります。

自分の知識から自分で自分を家の外に押し出している場合、家の外で荒れたり問題行動をするより、心の病の症状を出すようになります。この場合には、心の病として医療から投薬されて、薬で心の問題点が見かけ上解消しようとされてしまいます。

ニート3)自分が欲しい物を得るために家の外に出るが、それ以外は引きこもる
大人は子どもと違って心のエネルギーがプラスになっても自分から家の外に出て行こうとしません。心のエネルギーがプラスになったら、その段階で現状維持になってしまいます。心のエネルギーを高める新しいことに挑戦しようとしない傾向があります。それでも何か欲しい物が家の外にあるときは、それを求めて家の外に出ますが、それを得てしまうと叉家の中に戻りっぱなしになります。引きこもりっぱなしではないですが、心の中は引きこもり2)とほぼ同じ状態です。

その欲しい物がお金の場合、フリーターの姿になります。ただ、お金は親から出して貰えればフリーターにならなくて済みます。お金を親から出して貰えないから、自分から得ようとしているのです。その無理を解消するために、その後引きこもる必要が生じる場合があります。そのために、心のエネルギーは以外と少ないのです。

ニート2)社会との関わり方、自分探しをしている大人
自分の楽しさを求めて自由に家から出ている大人です。家の外に否定がない範囲で家の外で活動をしています。只不思議なことに、社会的な自立、経済的な自立に結びつかない場合が多いです。

大人のニートの場合、子どもと異なって、積極的な社会活動をしません。心が楽になった大人の心になると、保守的になります。変化を好みません。年齢が進めば進むほど、現状維持になります。それでも自分がしている楽しいことを大人としてより楽しもうとしますがそれが積極的な社会活動へとは発展しません。所謂「おたく」と表現される姿です。自分探しという意味では、自分の楽しみを自分なりにどの様に楽しむかと言う自分探しです。そのためにニート2)の段階の大人には社会的な自立を指せるための手助け、介入が必要です。この件についてはフリーターの話が終わった時点までお待ちください。