不登校と医療 13

花粉症は飛んできた花粉に反応して鼻汁やくしゃみ、目のかゆみを出します。花粉症の薬を飲むことで、花粉の反応が抑えられて、症状が軽減します。その内に自然と花粉が飛んでこなくなれば、薬を飲まなくても良くなります。

不登校の子供は登校刺激や自己否定に反応をして、精神症状を出します。向精神薬がうまく効果をすれば、精神症状が軽減します。しかし花粉症と異なり、登校刺激や自己否定が自然と無くなることはありません。薬を止めることが出来ません。薬を止め指せるには、登校刺激や自己否定を無くする必要がありますが、現実にそれをなされる場合がありません。薬を飲み続けることになります。

不登校の子供に向精神薬を飲ませる必要が無くなるには、どうしても不登校の子供に加わっている登校刺激や自己否定を無くする必要があります。それしか方法がありません。