仲良し5人組 解説1

>仲良し5人組の、中学一年生の女の子達。学校でも、自宅でもラインでおしゃべりをしていました。
絶対的な傾向という訳では無いですが、女の子は孤立を嫌う傾向があります。其れは男の子にも無いわけではありませんが、男の子は一匹狼的な立場を求める傾向が、女の子より強いです。

そのために女の子は女の子の小グループを作る傾向があります。そのグループの中で情報交換をしたり、同一行動をして楽しんだりしています。そのグループに属していることで安心感を感じているようです。その姿をグループの外から見ていると、とても仲良しのグループに見えます。そしてこの参加しているグループから除外されることを大変に嫌がるようです。

グループのメンバーが互いに助け合っているように見えます。きっと多くのグループでは、互いに同等の立場でグループに参加しているのでは無いかと推測しています。然し現実にはそのグループでのリーダーができ、そのリーダーへの追随者が出来てきます。そのこと自体は問題では無いのですが、そのリーダーがストレス状態になったとき、そのリーダーがグループの参加者を動かして、グループ内で問題行動をしたり、グループの外に向かって問題行動をするようになる場合があります。リーダー自身のストレス状態を解消するためです。

グループのリーダーがグループ内で問題行動をする、グループの一番弱い立場にあるメンバーに向かってグループで虐めをする場合があります。虐めを受けてもそのグループから逃げ出せないメンバーに向かって虐めが行われます。その虐めが巧みで、グループ外から見たら仲良しグループが楽しんでいる姿に見えますが、グループ内では虐められるメンバーが苦しんでいて、リーダーがその姿を楽しんで、そのほかの追随者はリーダーの肩を持つという構図になります。リーダーの肩を持たないと、次は自分が虐められる可能性があるからです。それでもグループ外から見たら、仲良しグループに見えるのです。仲良しグループに見えるように振る舞いなが虐めをするのです。