バカ母さん 4

が良いと思う。」と言いました。「もしかして私はテストに合格できたのでしょうか。」と私に質問をしてきました。    

<解説>

>今日、その息子が「俺、やっぱり中学校行くのやめようかと思うんだ。中学校は小学校より人間関係めんどなのが嫌なんだ。高校ならいろんな所から人が集まるから、高校から行くことにしようかな」と言いました。
母親が学校に行かなくて良いと言ったので、息子は安心して学校に行かない選択を言葉に出来ました。それまでは行動で学校に行かない選択を示していたのです。言葉では学校に行く選択を示していました。
息子には学校に反応をするトラウマ=fecorを持っています。そのために学校に行けませんし、学校のことを思うとやはり辛くなります。その息子が学校に行くというのは
1)親のために、親を喜ばすために、親を安心させるために、無理をして言っている
2)子どもの持つ学校に行くべきと言う知識から言っている
この二つの可能性があります。

1)の場合、子どもは親が学校に行って欲しいという思いを感じ取って居ます。子どもは親に優しいから、親を喜ばすために、学校に行くと言います。親は子供が学校に行くというとほっとします。これで不登校が解決できると思います。所が子どもは学校に行く断になっても学校に行こうとしません。親は子どもが言うことが違う、嘘を言っていると子どもを責めることになります。そこで子どもは今日は行かないけれど明日は学校肉とか、いついつから学校に行くと言ってその場をしのごうとします。
この場合、親は子供が学校に行くと言ったとき、学校に行くなと言うのが一番良いのですが、それが言えないまでも嬉しそうにすべきでありません。無表情で聞きながす必要があります。然しそれだけでは解決できません。次の2)の問題を解決する必要があります。

2)の場合です。日本の子どもは学校に行くべきだと教え込まれています。学校に行かない選択枝を持っていません。そこで学校の話になると、親が子どもに学校に行って欲しいという思いを伝えなくても、自分の持っている学校に行くべきと言う知識から学校肉と言います。学校に行くと言葉では言いますが、学校に行く時になると、学校に行けません。この場合大切なことは、それまで子どもが学校に行くべきだという知識をしっかりと植え込まれていることです。親が何も言わなくても子どもは、学校に行くべきと言う知識から学校に行くと言葉で言います。
子どもの学校に行くべきと言う知識をなぜ子どもが思い出すかです。一つは思い出す時間があると言う事実です。それをなくするために不登校で心が辛い子どもはゲームに没頭します。ゲームに没頭できてもどうしてもゲームに没頭していない時間が出来ます。その時に反射的に学校に行くべきと言う知識を思い出します。その知識からトラウマ=fecorが反応をして子どもは辛くなり、学校に向かって動けません。