息子は自己否定ばかり 1

不登校引きこもりの息子を持つ母親からの相談です。

息子は既に自己否定ばかりです。その息子を見て母親の私も落ち込んでいます。私は一生懸命息子を育ててきていましたが、その子育てが息子を自己否定するように育ててしまったという意味でしょう。私は罪悪感でいっぱいです。私も落ち込んでしまっています。どうしたら良いのか全く分かりません。

この種の相談は中学生の不登校の子供ぐらいから始まって、年長の子どもでは頻回に相談を受けます。

不登校の子供は学校に反応をして辛くなるトラウマ=fecorを持っているから、登校刺激を受けると無意識に回避行動(荒れる、問題行動をする)をするようになります。その時子どもはなぜ自分がこのような状態になるのか理解できません。この子どもの姿を母親が見て母親が落ち込んでしまうと、子どもは母親の落ち込んだ姿を見ることになります。

子どもはどの様な子どもでもその本能から母親を大好きです。その大好きな母親を落ち込ませる自分を許せなくなります。母親を苦しめる自分を許せないと言う自己否定を起こしてしまいます。子どもはそれ以前以上に辛くなります。不登校問題の解決が難しくなります。