ある母親からの質問です。
不登校、引き籠もりの子共が荒れている時、その荒れを止めないで、荒れさせた方が良いですと指導を受けました。子どもへの共感とスキンシップをしなくてよいというわけではないんですよね?
荒れていることを止めてはいけない、なぜならそれは子どもの心の否定になるからですね。それでも共感とスキンシップはするべきですよね。
子どもの年齢が大きくなると、荒れてる時に共感とスキンシップは難しいですよね。力が強いので、危害を加えられることもあることを考えて、まずは落ち着くまで荒れさせる方がいいということだったのかなとも思いました。
<回答>
>不登校、引き籠もりの子共が荒れている時、その荒れを止めないで、荒れさせた方が良いですと指導を受けました。
心が辛い子どもが荒れると言うことは、子どもが辛くなる刺激を受けて(多くは登校刺激かその子どもの否定)、その嫌悪刺激から回避行動をして居るのですから、その回避行動はとても強く出ます。回避行動をする事が出来ると回避行動は段々弱まります。消失していきます。回避行動が強いときに回避行動を止めると其れは子どもに回避行動をしてはいけないと言うメッセージになり、其れは子どもを否定することになり、ますます回避行動を強めます。
>子どもへの共感とスキンシップをしなくてよいというわけではないんですよね?
荒れが落ち着いてきたら、母親ならまず子どもの辛さから守ってあげられなかったことを謝り、共感とスキンシップをお願いします。落ち着いたからでも良いです。
>荒れていることを止めてはいけない、なぜならそれは子どもの心の否定になるからですね。それでも共感とスキンシップはするべきですよね。
そうです。
>子どもの年齢が大きくなると、荒れてる時に共感とスキンシップは難しいですよね。力が強いので
適当に落ち着いたら、母親なら以外と大丈夫です。子どもの方で大きな力を出しません。その点父親が関係すると難しいことになることが多いです。
>危害を加えられることもあることを考えて、
荒れている真っ最中では危害になることもあります。荒れることでいろいろな物を壊されますが、其れを止めない方が良いです。どのタイミングでお母様が癒やす対応に出るのか、其れはお母様の経験からの判断です
>まずは落ち着くまで荒れさせる方がいいということだったのかなとも思いました。
上記のようにある程度荒れさせる必要はあります。所謂ガス抜きのような考え方でも良いかもしれません。