ある母親からの質問 5最終回

うがった見方ですが、今まで母親はお嬢さんを子どもとしてみていた。それを決して嫌がっていたのではないのですが、今回一人の大人として難問に挑戦してみたのではないかと思います。一人の大人として難問に向き合い、一人で解決して、自分なりに自分に納得できた。それだけで十分だったけれど、どこか母親に自分の成長を知って欲しいと思えたようです。それでも意識には上っていません。敢えて知って欲しいわけではなっかったようです。たまたま母親が知ってくれるなら、それでも良いぐらいの思いがお嬢さんの潜在意識で機能をしていたと推測されます。

この大人的な対応が出来たから、全て大人的な対応が出来るわけではないはずです。きっと今の職場を拒否するでしょうし、拒否をしてしっかりと自分を守ることが出来るはずです。それも外から見たら拒否という形でなく、雇い主も納得する形をとるはずです。雇い主が納得する形の話しをすると思います。

ネット上の事件が解決して、職場のストレス刺激も無くなったので、お嬢さんは以前のお嬢さんに戻るはずです。以前の引きこもりの延長上に戻ると思います。これを契機にお嬢さんががらっと変わることはないでしょう。今まで楽しんで居た楽しみを続け、心のエネルギーが貯まると叉アルバイトに挑戦するはずです。
ただ、次回何か困難に遭遇したときに、今回と同じように自分で克服しようとするでしょうし、自分で解決できるようになっているはずです。