父親が逮捕され 3

警察は家庭内で行われた暴力の当事者として父親が逮捕されたのだと思います。子どもが父親に対して暴力を振るったなら、保護観察になるのではないかと主ます。それがなくて、父親の暴力だけだったから、暴行事件として父親が逮捕されたのだと思います。但し指導を受けてすぐに釈放されたはずです。つまり警察は家庭内の今回の暴力に関して、警察としてやるべき事をして、暴力を無難に収めたと言う事実だけで良いのだと思います。暴力がなかったら息子と父親を説得して沈静化すだけではなかったかと思います。

一昔の日本だと、父親がきりっとして、良いと思っている姿に息子をさせようとするのが好ましいと考えられていましたし、この父親もそれを受け継いでいたのでしょう。暴力を振るっても自分に従わせる父親を演じたのだと思います。所が現在の日本では、理由はなんであっても暴力は許されない仕組みになっています。その結果父親を逮捕せざるを得なかったという意味だと思います。

このニュースの読者も、昔流の子どもにきりっとした態度をする父親を求めて居るようですね。父親として当然のことをしたと言う意見がありました。父親が逮捕されること自体がおかしいという意見、例えそれが暴力でも躾として許容するような人たちのようです。子どもを養っているのだから、親が子どもに躾として暴力をするのは当たり前だという意見。

息子がなぜ不登校になったのか、なぜゲームばかりをしているのか、その点に配慮したコメントはないようです。学校へも行かないで、ゲームばかりしていれば子どもがおかしい、子どもが悪い、それを親が怒るのは当然だという意見。躾をしよとしていた父親を逮捕するのは警察がおかしいという意見。ゲームばかりをしている問題の子どもがそれを正そうとする父親を警察に訴えるなど、もってのほか。子どもは将来とんでもない大人になってしまうという意見などです。