卒業式から 2

教育者でも、多くの大人でも、学校に行かないと読み書きできない、社会活動が出来ないと、考えているようです。日本に学校制度が出来たとき、その目的は読み書き算数が出来ない人を無くすることが目的でした。その当時の日本は、働かないと食べていけなかったから、子どもも労働にかり出されていて、読み書き算数を取得する機会が無いまま、大人になってしまったようです。

今の時代、読み書き算数は、遊びの中で子供達は覚えています。学校で教える方が遊びで覚えるより効率的でしょうが、やり方次第では子どもの学ぼうとする意欲を奪ってしまいかねません。それでも今の学校は読み書き算数を昔ながら(方法論の進歩はあるようですが)の方法で子どもに教えています。それ以外にもいろいろな文化からの教育を行っていますが、どの方法論は押しつけのようです。
子どもの方でそれでも良いのならそれで良いのですが、子どもの方でそれを拒否する子どもが出てきています。その点はここでは触れません。

学校の勉強だけで無く、学校を維持するために、子ども達への管理がとても厳しくなっています。この管理で苦しむ子ども達が増えていることに、学校は気づかないのか、気づいていても学校を維持するために無視をしているのか、その点は後ほど述べてみます。