前回の続き

大本のニュースは削除されてしまっていますが、今一度不登校の分類について考えて頂きたいと思います。

分類1:その子どもが持って生まれた性格から、学校という集団生活に順応出来なくて、その結果として学校を拒否して、学校に行かれない

分類2:学校内にその子どもが辛くなるものがあるので、学校を拒否して、学校に行かれない

分類3:学校自体が、学校という概念が恐怖を生じる条件刺激=fecosになっている場合

大本にニュースは、不登校の分類2の例でした。不登校の分類2の場合、その学校に行かなければ、子供は恐怖刺激に出会いません。辛くなることはないですから、その子供なりの生活、成長が可能です。不登校の子供に何か対応をして、学校に行かれるようになったと言う場合の不登校の多くがこの例です。

不登校の分類2の子供でも、恐怖刺激があるそのこそもが行っていた学校に行かそうとすると、恐怖は、辛さは相乗効果がありますから、その恐怖はますます強くなり、その恐怖刺激があるその子どもが行っていた学校に、そして学校という概念に、恐怖を感じるようになります。学校という概念が恐怖の条件刺激=fecosになってしまいます。不登校の分類3になってしまいます。

ここでもう一つ考えて置かなければならないことは、不登校の分類2の不登校の子供でも、学校内の辛い事、例えばその子供にとって怖い先生がいる場合、学校外でその怖い先生に会い続ければ、学校の先生という概念に、先生という概念に、そして最終的には先生は大人ですから、他人の大人に、辛さを、恐怖を感じるようになります。対人恐怖になります。不登校の分類2の子どもでも、家の外にすら行けなくなります。