或母親からのコメント

この記事と前回の「母親への拷問」という記事を読んで思い出したことがあります。
雑談的な話ですが、投稿させてください。


長い間不登校の子供に対応しようとしていて、すっかり忘れてたのですが、私も漏れなく学校には行くものだし、行かなきゃいけないと思っていました。

この意識は本当に根強いです。
よく考えてみれば、教育というものが始まってすぐに「義務教育」という言葉を覚えた気がします。
この言葉の力はすごいなと。
国民の義務だから行かなきゃいけない。
学校に行かないと未来はない。

そのように幼少期からずっと刷り込まれていた気がします。
ほぼマインドコントロールに近いです。

特に私の世代は親が貧しい時代に生きていて、学校に行ける贅沢も一緒に教えられていた気がします。(確かに贅沢なんですけどね。)

学校に行かないという選択肢や未来は全く見せられたことがなく、学校に行かないことは悪だし、恐怖と同等だった気がします。

そんな私の子供が学校に行けなくなった。
天地が引っくり返ったように、本当に思いました。

母親の刷り込みが多ければ多いほど、義務教育という概念から抜け出すのは難しいと思います。

でも、子供の生き死にがかかっているのにそんなこと言ってられなかった。

不安は今でもフラッシュバックのようにやって来ますが、マインドコントロールの残像と思っています。