欲しい物だけ要求する

この春から不登校になった中学3年制の息子について、母親からの相談です。母親が登校刺激をしてきて子供の辛さに気づき、息子を学校に行かさない対応を始めたところです。

>息子と話せるときには、「今は、学校に行かないでほしいし、勉強もしないでほしいから、ゆっくり好きなことをして過ごしてほしいと話ました。
登校刺激を止めたので、息子の姿が落ち着いてきたのでしょう。母親と向かい合える状態まで一時は良くなったのでしょう。その時点で母親のこと言葉は、悪くないです。けれどこの言葉とは別に、母親に何か登校刺激があったのですが、それは文面から見えてきません。

>会話はしませんが
母親との会話で、息子が辛くなるものがあるからです。その辛くなるもの、きっと登校刺激だと思いますが、それを母親が気づいていないので、母親からの文面では分からないのです。

息子が苦しむ登校刺激は
母親の言葉の中にある
家の中の家具や、掲示物などにある
子供の知識の中にある
これらとを考えて、そのどれかに対処すれば良いはずです。

>布団からiPadの画面をだし
母親と直接の会話が無いのですから。母親への信頼感が無いと言う意味に理解した方が良さそうです。子供のこの姿から、母親が気づいていないけれど、母親の言葉の中に、登校刺激があると考えられます。ですから、母親の方からいろいろと言わない方が良いです。子供の言葉を聞き続けて、相づちを打ち、子供が納得するまで聞き続ける必要があります。けれど現段階では、子どもの方から欲しい物だけしか言ってこないのですから、基本的に母親は待ち続けることになります。

>欲しいゲームがあるときアピールすることがあるので、買ってあげると、また2週間くらいして、見たいアニメをレンタルしたいときなど、同じような行動をとり、買ってあげることがあります。
母親の対応が、笑顔で即座になされているなら、子供を元気にします。それを繰り返すことで、母親と子供との直接の会話が始まる必要があります。

経験的に、この状態でも、母親の方から、辛いねと言う言葉、母親が子供を大好きだよという言葉と一緒に子供をハグしてあげると良い様です。この対応だけは、母親が子供からの要求を待つのでは無くて、母親の方から先回りをしてし手も良いです。その後、子供から離れるのが良いでしょう。子どもの方から母親の存在を求める様になったかどうかを見定める必要もあります。