私の将来は真っ暗

ある母親からのMSGです。高校3年生年齢の娘が不登校になって5年になります。

>今、学校に行かないと自分の将来は真っ暗と思っています。娘の将来を明るくするために、娘なりの将来を開かせてあげたいと思えるようになりました。そのために、娘が安心して家で過ごせるようにしていきたいと思います。

私からの返信

お嬢さんが安心して家の中で過ごせるように、是非お願いします。
自分の将来は真っ暗というお嬢さんの言葉は、学校に行けていない自分を意識して言っています。学校に行けていない自分を意識すると言う事は、学校に行かなくてはいけないと思い続けているからです。誰かから、何かから、お嬢さんは学校に行かなくてはならないと言う思いを押しつけられています。これを登校刺激と言います。

お嬢さんが家の中で安心して過ごしていると、学校を思い出しません。御母様が学校を思い出させないように、お嬢さんの家の中の生活をさせてあげると、お嬢さんは安心して家の中で過ごせます。つまりお嬢さんが安心して家の中で過ごせると言う事と、登校刺激が無いと言うこととは、言葉は違っても同じ意味なのです。

お嬢さんが家の中で安心して過ごせると、つまりお嬢さんに登校刺激が無いと、お嬢さんは楽しいことばかりを言って自分の将来は真っ暗と言わなくなります。だからといって自分の将来が真っ黒で無いとは言いませんし、自分の将来が開けているとも言いません。そして自分の将来という言葉も言いません。お嬢さんが発する言葉は 「楽しい」 とそれに準じる言葉だけです。